多摩・稲城中学生 「安全な街」テーマに防犯作文 中央警察署で表彰式
多摩中央警察署(㓛刀正樹署長)と多摩稲城防犯協会(奈良部義彦会長=人物風土記で紹介)は12日、中学生防犯作文で入賞した20人の表彰式を同署で行った。
多摩市と稲城市の中学1・2年生を対象にして、「安全で安心な街づくりのために中学生として出来る事?」をテーマにした作文を募集していた。応募総数は636編(多摩市258編・稲城市378編)で、選考の結果、各賞に選ばれた生徒が表彰式に出席した。
㓛刀署長は「中学生のみなさんには自分でできること、安全で安心な街を作るためにどうしたらいいのかを真剣に考えていただきありがとうございます。みなさんの気持ちに応えるためにも私たち多摩中央警察署署員一同、全力でこのまちのために頑張っていく」と生徒に語りかけた。
奈良部会長は「甲乙つけがたい素晴らしい作品ばかりでした。私はかねてから、みなさまにボンド理論を伝えています。アメリカのハーシー博士が目を付けたもので、罪を犯さない人は地域との関わり合い(ボンド)が深く、そのような子どもたちは罪を犯さない。不登校や自殺も減っていく。そのためにも子どもたちを巻き込んで活動することが重要だと訴えています」と話していた。
各賞の受賞者は以下のとおり(敬称略)。多摩中央警察署署長賞/中野蒼梨(稲城第二中2年)、多摩稲城防犯協会会長賞/菊地姫梨(青陵中2年)、同会優秀賞/松田絢奈(落合中1年)/神谷怜奈(同1年)/岸大河(青陵中2年)/大野結菜(和田中1年)/倉本莉緒(同)/小林修太(同)/小俣凌我(稲城第二中2年)/江上瑠奈(同)/江副楓歩(稲城第三中1年)/小澤優樹(稲城第四中1年)/稲垣瑛太(稲城第五中1年)/柳川理香(同)/石野匠馬(同)/川上心結(同)/渡部朝陽(同)/小林瑛太(同)/橋本眞歩(同)/桃野歩実(稲城第六中1年)