国際園芸博覧会 「2年前イベント」盛況 阿波おどりが花添える
大和市に隣接し、横浜市瀬谷区と旭区にまたがる旧上瀬谷通信施設跡地で2027年3月19日〜9月26日、「国際園芸博覧会(GREEN×EXPO2027」(通称=花博)が開催を予定している。世界規模の祭典を盛り上げようと、「フラワーフェス2025」が22日・23日、花博の「2年前イベント」として同所で開催された。
フラワーフェス2025は、地元企業や団体の有志でつくる「横濱花博連絡協議会」(露木晴雄会長)が主催して開かれた。快晴の下、土日の2日間にわたって行われ、多くの人が訪れた。
会場には50を超える屋台やキッチンカーが並びお祭り気分を盛り上げた。花博の2年前イベントということもあり、会場内には色鮮やかな花々が植栽されたフォトスポットも用意。スマートフォンで「映える」一枚を撮影する親子連れの姿も多く見られた。
メインステージでは、横浜市内の中学生や高校生らによるフォークソングやチアダンス、合唱などが行われた。23日の夜には歌手のクリス・ハートさんがステージのトリを務め、大きな盛り上がりを見せた。
同日の1時45分には、瀬谷区に隣接する大和市から「神奈川大和阿波おどり振興協会」(栗城健会長)に所属する9つの連で結成された「大和連」がステージに登場した。総勢76人の踊り手たちが鳴り物に合わせ、「ヤットサー」の掛け声で力強さと美しさを兼ね備えた踊りを披露した。
大和連のメンバーたちがステージを下りて、集まった大勢の観客に踊りをレクチャーする一幕もあった。最後は大和連に観客、大和市の古谷田力市長も加わり、皆で阿波おどりを楽しんだ。
踊り手として参加した「そんじょ連」に所属する保坂芳恵さん(48)は「阿波おどりを通して花博を盛り上げることができて良かった。こうして市外の方たちと交流できたこともうれしかった」と振り返った。
花壇で花博PR
2年後に迫った花博の機運醸成は、横浜市だけでなく県央4市の「花壇」にも見られる。
海老名市の「東柏ケ谷第四長寿会園芸クラブ」はこのほど、花博をPRする立て札を東柏ヶ谷4丁目交差点付近の花壇に設置した。
県では花博の認知度向上などを目的に各地で植栽活動に励む団体に、「GREEN×EXPO2027応援看板」を配布してきた(現在は受け付け終了)。同クラブでは県や市の協力要請を受ける形で立て札を設置。通行人や花壇を見に来た人たちへの花博周知に一役買っている。
同クラブの青山広文さん(77)によると花壇の手入れは毎月第3日曜に行っているといい、青山さんは「微力ながらも園芸博覧会のPRに貢献できていることはうれしいこと」と話している。
テーマパークも
国際園芸博覧会は、花や緑をテーマにした国際的な博覧会で、日本では1990年に大阪で「国際花と緑の博覧会(花の万博)」が開かれた。37年ぶりに横浜市で開催が予定され、1千万人以上の来場が見込まれる。花博後には、次世代型テーマパークを核とする「(仮称)KAMISEYAPARK]の建設も予定されている。