荒牧慶彦、田中涼星らがおくる心踊るファンタジー Fantasy Musical『バースデー』が開幕し、コメント&舞台写真が公開
2025年6月20日(金)品川プリンスホテル ステラボールにて、Fantasy Musical『バースデー』が開幕した。この度、初日前に公開ゲネプロ及び囲み取材が行われ、出演者コメント&舞台写真が公開された。
本作は、芸能事務所のPastureとA. Storm、そしてテレビ局のTBSと制作会社のS-SIZEの4社がタッグを組み誕生したバラエティ番組「~企画プレゼンバラエティ~これ採用っスカ?」(2025年4月~5月放送)の企画の一つとして上演されるミュージカル。
企画の発案者である福澤 侑が演出を務め、脚本は三浦 香。そして、作品を彩るテーマソングを廣野凌大が手掛ける。振付はREX(福澤 侑 Daiki 皇希)、さらに、番組のプロデューサーでもある荒牧慶彦、阿部顕嵐が本作のプロデューサーを務め、福澤が絶大な信頼を寄せるクリエイター陣が集結し、本作に挑む。
出演は、番組にも出演するPastureとA. Stormの所属俳優である荒牧慶彦、田中涼星、福澤 侑、廣野凌大、高野渉聖、田中朝陽。そして、阿部顕嵐、植田圭輔、高橋祐理が映像で出演するほか、雷太、皇希、持田悠生が出演する。
本作は、1人の少年によって描かれたイラスト“カラーワーカー”たちが少年の未来をかけて巻き起こす物語。彼らが少年によって描かれたイラスト“カラーワーカー”を演じ、さらにWキャストで立花利仁、髙橋 輝が少年役を演じる。本作は、一部は本編、二部はショータイムの二部構成にておくる。
とある男の指示のもとパレットファクトリーという工場で働くカラーワーカーたちは今日も個性豊かにそれぞれの業務を行なっている。
彼らは1人の少年によって描かれたイラストたちだった。
少年が使用したカラーや特徴に基づいた個性豊かなキャラクターたち。
未来の少年の心を“真っ白な光“で輝かせるのが彼らカラーワーカーの仕事。
「赤」のガミネロと「青」のブルブル、そしてまだ⾒ぬ「緑」のカラーイラストが誕生すれば、3色は混ざり合い透明な光となって少年の未来を輝かせる。
逆に、黄色のコーンスター、水色のカリブワン、マゼンタのマゼルナーが近づき混ざり合うと”闇の未来“にのまれてしまう。
皆、光を誕⽣させるために必死だった。
唯⼀、ブラックの心を持つゼロを除いては……。
そんなある日、少年が新たなカラーイラストを生み出す。
仲間のバースデーを喜ぶもの、不審に思う者。
そして、あるタイムリミットが迫っていることに懸念を⽰す黒色のゼロ。
多くの色が混ざり合いステージをカラフルに染めていく。
少年の未来は光か闇か。
不思議なカラーたちに1人の少年の未来は託された。
本作は、⼀部を本編、二部をショータイムの構成でおくる。カラーワーカーたちがバラエティに富んだ楽曲を歌い踊り、観客の心を彩る。Fantasy Musical『バースデー』で過ごす時間を楽しもう。
囲み取材コメント
■初日を迎えた心境と意気込み
【ZERO役 荒牧慶彦】
(福澤)侑の演出がとても素晴らしいものになっていて、物語も面白いですし、本当に絵本の1ページ、1ページをめくるような物語になってますので、ぜひその感覚を味わって楽しんでいただきたいです。
【コーンスター役 田中涼星】
これだけのメンバーが集まって、そして観ていただくとわかるんですけど、素晴らしいセットもあって個人的にすごくワクワクしています。きっとお客様にも楽しんでいただける舞台になるんじゃないかなと思っていますので、最後まで頑張りたいと思います。
【ガミネロ役 雷太】
(福澤)侑くんをはじめ、本当に才能豊かなキャストの皆さんと⼀緒にこの舞台をお送りできることがとても楽しみです。 幸せな気持ちでお客様に帰っていただけるよう、全力で頑張りたいと思います。
【パプル役 福澤 侑】
キャストスタッフ全員が⼀丸となって、本当に皆さんにいいものを届けようという想いで頑張ってきたので、あとはもう⾃信を持ってお届けするだけかなと思います。
【ブルブル役 皇希】
とても楽しみです。この(福澤)侑が作り上げた世界を、ぜひお客さんに楽しんでもらえたらなと思います。
【F役 廣野凌大】
こうやって改めて⾃分って天才だなって思いましたね、本当に。
(みんなに拍⼿され「ありがとう」と応えて)
観ていただいた⽅は分かると思うんで、僕の天才さがね。
(「それが(記事の)出しになると思う」と荒牧からツッコミが)
書いてください! アンチ、ヘイトかかってこいって感じで。お願いします。
【カリブワン役 持田悠生】
個人的にワクワクする瞬間もあって、ドキドキする瞬間もあって、とにかく世界観に引き込まれるなと思う作品なので、お客様にも世界観に⼀緒に⼊ってもらって、楽しんでもらえたらなと思います。 頑張ります!
【バニミント役 高野渉聖】
僕自身、家族がいるんですけど、
(「みんないるよ」と廣野からツッコミが)
そうです、少年が書いたキャラクターは、少年からすると、自分の家族ぐらい大事なものというか、大切なものだったりすると思うので、この作品とキャラクターを家族のように愛して。楽しみたいと思い思います。
【マゼルナー役 田中朝陽】
本編は笑いあり涙ありで面白いと思うんですけど、ライブパート(ショータイム)は、テーマパークのパレードのような楽しさがあるので、お客さんに笑顔になって帰っていただけるよう頑張ります︕
ーー本作は、TV番組「企画プレゼンバラエティ~これ採用っスカ?~」の企画の一つとして誕⽣した作品です。 採用からこれまでの制作過程を⾒守ってきた荒牧さん、阿部さんからみた本作の魅力を教えてください。
【ZERO役 荒牧慶彦】
番組をご覧になっている⽅もすごくわかってくださってると思うんですけど、日頃僕たちは仕事をさせていただいていて、共演歴が多い仲良いメンバーでやらせてもらってるんですけど、そのメンバーの中に1人子役という、本当にキーマンを投入することによって「こんなに味が変わるんだ 」「この子役が持つ力と我々の化学反応ってとても素晴らしいな」とここまで作り上げてきて思いました。立花君と髙橋君の魅力も皆さんに伝わればいいなと思っております。
【NINE役 阿部顕嵐】
(福澤)侑くんの、まずオリジナルファンタジーを作りたいという思いから始まったこの企画なんですけど、一人ひとりのいろいろな頭の中、感情や⾊を作品に落とし込めたんじゃないかなって。 僕は、今回は出演しないんですけど(※映像出演)、人生で初めて稽古場で通し稽古を観たんです。本当に一人ひとりのパワーとか熱意がすごく感じられたので、こんな素敵な人たちと⼀緒に仕事できるって光栄だなと。 そして、ここにいない人たちもたくさん関わっていただいているので、感謝とともに皆さんにこの作品を届けたいなと思ってます。
ーー演出される上で、福澤さんが⼤切にしていたことはありますか︖そして、公演を楽しみにしているお客さまへメッセージをお願いします。
【福澤 侑】
出演者一人ひとりの個性だとか武器っていうものを前面に出せるように、このストーリー、そしてこの世界に没入できるような、そういうものは大事にして作りました。入り口からこの世界に入っていただけるといいますか、本当にスタッフさんだったり、キャストを含めて全員で作り上げてきたので、あとはもう観ていただける皆様が、その日一日少しでも幸せだなと感じてもらえたら嬉しいなと思います。
撮影:小境勝巳・佐藤 薫・冨田味我
(C)「これ採用っスカ?」製作委員会