上越市で2年ぶりに新年祝賀会 約1960人が出席し合併20年など節目重なる年祝う
新潟県上越市の新年祝賀会が 2025年1月6日、同市下門前のリージョンプラザ上越で開かれた。昨年は元日に能登半島地震が発生し中止したため、2年ぶりの開催。約1960人が出席し、それぞれに新年のあいさつを交わした。
市と上越商工会議所、JAえちご上越、町内会長連絡協議会などでつくる実行委員会が主催し、県議会議員、市議会議員や官公庁の職員、商工団体、企業関係者、市民団体の関係者らが出席した。
《画像:年頭のあいさつを述べる中川幹太市長》
今年は2005年に14市町村が合併して新たな上越市が誕生して20年になることから「合併20周年記念」を冠して開催され、会場内には合併後20年間の年表と写真パネル8枚、のぼり旗が展示されたほか、国歌に続いて「上越市民の歌」を出席者で斉唱した。
年頭のあいさつに立った中川幹太市長は、合併20周年などの節目が重なる今年について、「輝かしい記念の年となる。アニバーサリーイヤーと称して市内外に発信し、地域の発展につなげていきたい」と語った。
そして、「住み続けたいまち」の実現に向け、子育て支援の推進や若者の経済的負担を軽減する奨学金返還の助成制度、多様な働き場作り、ふるさと納税制度の積極的活用などを挙げた。また「任期の総仕上げの年」とし、「喫緊の課題である地域医療の再編や災害に強いまちづくりをはじめ、山積する課題の解決に注力しながら、『暮らしやすく、希望あふれるまち』の実現に力を尽くす」と決意を述べた。
《画像:万歳三唱する出席者》
最後に上越商工会議所の高橋信雄会頭の発声で出席者で万歳三唱し、新しい年の幕開けを祝った。