願い込め、灯篭流し 二ヶ領用水 150人参加
二ヶ領用水・中原桃の会、シニアの「ちから」ネットワーク中原、川崎市が主催する清掃活動と灯篭流しが7月28日、二ヶ領用水の今井上町緑道付近で開催された。近隣に住む親子ら約120人が参加した。
市では、今年秋と来年春に行われる「全国都市緑化かわさきフェア」のメイン会場の一つ等々力緑地へのアクセスとして、二ヶ領用水沿いをお勧めルートに設定。周辺住民への緑化フェアの機運醸成と、同用水、今井上町緑道に触れることで親しみや愛着を持ってもらおうと、今年初めて企画した。
当日は、午前中に清掃活動や花壇の草取りなどを行い、参加者には灯篭キットを贈呈。夜には組み立てた灯篭や自作の灯篭に、絵や願い事を書いて子どもたちが中心となって同用水に放流した。
参加者した子どもたちは「楽しい」「また来年もやってほしい」と感想も声があがった。二ヶ領用水・中原桃の会の担当者は「今回緑化フェアのプレイベントで初の試みだったが、子どもたちが夜川面に流れる光を繰り返し楽しんでくれて良かった」と振り返った。