市場小4年5組 サーターアンダギーを販売 地域に感謝の気持ち届ける
市立市場小学校4年5組の児童が3月8日、校内で地域住民らにオリジナルのサーターアンダギーの販売会を行った。
これは同クラスが今年度の総合的な学習の時間で取り組んできた「みんなを笑顔に〜市場4-5サーターアンダギー大作戦〜」活動の一環として行ったもの。
児童たちはこの1年間、家族や先生、学校の仲間に感謝の気持ちを伝えるために何をしたらよいか考え、沖縄の文化や料理について調べてきた。その中でおきなわ物産センター=仲通=の下里優太さんと一緒に活動することになり、感謝の気持ちとしてサーターアンダギーを作って販売会をすることにした。
販売会に向けてオリジナルの商品づくりに挑戦してきた児童たち。シークヮーサーやパイナップル味など様々な意見が出たが、最終的にみんなの好きな揚げパン味に決まった。
当日は販売のほか、沖縄の文化などについて調べてきたことをパンフレットにして配布。サーターアンダギーは1時間で約450個が売れるほと好評で、協力した下里さんは「店で1日で売れる量が1時間でなくなってしまうとは」と驚きを語った。販売を行った児童の1人、池野谷光さんは「多くの人が笑顔で持ち帰ってくれる姿を見て、すごく嬉しかったです」と笑顔で話した。