<大人げない>3歳~4歳の子どもにガチギレするママがいた。成人なのに信じられない、なぜ?
子育てをしているとママの思い通りにはいかないことが多いものです。特に乳幼児期はそう感じやすいのではないでしょうか。ときにイライラしたり厳しく叱ってしまったり……。先日ママスタコミュニティにはそんな乳幼児期の子育てに関するこんな投稿がありました。
『3、4歳の子にガチギレする大人ってどう思う? 子どもに期待しすぎ? 子どものリアルを知らなくて自分のなかのイメージと合わなくて勝手に失望してる的な。カッとなりやすくて短気なのは確かだよね。そもそも性格か?』
3、4歳といえばまだまだイヤイヤ期だったり意志や発語がハッキリしてきて親の言うことを聞いてくれない時期ですよね。幼稚園や保育園に通い始めて外で頑張っている分、家のなかではママに思う存分甘えることも多いです。そんななかで子どもへの怒りの感情が爆発してしまうママも少なくないのではないでしょうか。投稿者さんはそうした感情を抑えられないママのことを不思議に感じており「性格の問題なの?」と疑問に感じているようです。
なんでも思い通りに進まないと気が済まないタイプなのでは?
『なんでも思った通り、計画通りにやりたい人なんじゃない? 融通が利かないというか「まあいいか」ってならない』
『そもそも、子どもが嫌いとか。子育ての経験がなくて、幼児相手でも自分と対等に見てしまっているとか。大人げないのは確か』
『元からカッとなりやすい人なら性格ですね』
3、4歳というと、大人と同じような会話は難しい年齢です。言うことも素直に聞かず、ママがやりたいことがなかなか計画通りにならないことも。そんな3、4歳にガチギレするママについて、ママスタコミュニティのママたちからは「幼児相手に自分と対等だと思ってしまっているのでは?」「柔軟さがないのだと思う」といった厳しいコメントが寄せられていました。家事も育児も生活もやりたいことができないことにストレスを溜めてしまった結果、子どもにキツく怒ってしまうことはあるかもしれません。また、臨機応変に対応することが苦手で融通が利かない性格や、もともと怒りの沸点が低いタイプなどが原因ではないかという意見もありました。
ママの健康状態がまだ回復していないのかも
『3歳前後の子どもの言動に慣れていないんじゃないかな。ちょっとやそっとじゃ怒らない本当に穏やかな友人が「わが子に対して怒りが止められない」と悩んでいたことがあった。話を聞いて「そもそも大人相手なら絶対起こらない事態の連続。それに対する耐性がついていないのでは?」っていう結論になった。あとはその時期ってママの健康状態が万全に戻っているとは言えないことも多い。だからどこかしらの不調を抱えていて、ストレスが精神面に現れることもあると思うわ』
『私のことかと思った。子どもを産むまで自分がこんなにキレやすい人間だとは思わなかった。夫婦共に穏やかなタイプで職場でも怒ったことなんてないのに毎日キレてる。自分でもなんでこんなにキレているのか分からない。でも慢性的に疲れていて、余裕がないのかもとは思う』
もともと穏やかで怒ることなんてほとんどなかったのに、産後キレやすくなったというママも多いのではないでしょうか。3、4歳のお子さんを育てているといっても、1人目であればママになってまだ数年の新人です。それに乳幼児期の子育ては大人相手であれば絶対に起こりえない不測の事態の連続。子育てや子どもそのものに慣れていないため、パニックになったりイライラしてしまうことはあるのではないでしょうか。またお子さんが2人目以降だとしても、ワンオペ育児で大変だったり上の子のお世話もあったりで、とにかく毎日余裕がないという状況になりがち。産後の心身の変化はもちろんのこと、日々の家事育児や寝不足などによって疲弊して心の余裕がなくなることでキレやすくなるのかもしれません。
みんなが聖母にはなれない。ママが怒りのコントロール術を学ぶ時期かも
『私も3歳の子どもにガチギレを繰り返していて辛い』
『3、4歳ってガチギレさせるのよね』
『これくらいの頃ってできることをできないって言ってくるよね。だから思うように進まなくてイライラしてキレてた』
『危ないからことしたらガチギレするよ』
『子どもが2歳頃までは「私ってなんて聖母なんだろう」って思っていた。でも3歳くらいからガチギレしてる自分に驚いたよ。人に迷惑かけたらっていう思いが強いからピリピリしてしまう』
今回の投稿では「まさに3歳の子どもを育てている最中だけれど毎日キレてる」といった体験談も寄せられていました。実際に子育てをしてみると、3、4歳くらいの子どもは本当に大変な時期です。「ちょうどこの頃の子どもはママをキレさせるよね」「2歳までは穏やかだったのに3歳くらいから外で危ないことをし始めてキレるようになった」と自身の子育てを振り返っていたママもいました。
もちろん不必要に怒ることなく、ストレスを溜めない穏やかな子育てをできるのが理想的です。しかし現実はそんな理想通りにはいかないものです。外で危険なことや周囲の迷惑になるようなことをすれば当然厳しく叱るでしょう。そうしたことを繰り返すうちに怒りの沸点も低くなっていき、毎日わが子にキレてしまうという状況は仕方ないことかもしれません。もちろん明らかな虐待は論外ですが、怒りのボルテージを抑えることを意識するだけでも一歩前進。今まさにこれくらいの時期のお子さんを育てているママは、他のことでストレスを発散したり子どもと離れる時間を作ったりして、乗り越えてほしいですね。