メールとはまた違う?「手紙」にまつわる喜怒哀楽エピソード
●2月18日は「エアメールの日」
1911年(明治44年)に、インドのアラハバードで開かれていた博覧会会場から、8キロ離れたナイニジャンクション駅まで6000通の手紙が初めて飛行機によって運ばれたことから制定されました。
手紙の中にはたくさんの物語が…
ラインやSNSメッセージなどが主流となり、お手紙をもらう機会は少なくなりました。でも、手書きの手紙って心が伝わってくるようでいいものですよね。
子どもからの手紙はママの大事な宝物。時には、哀しいお知らせだったり、ドキドキのラブレターだったり…口コミサイト『ウィメンズパーク』にも、たくさんの手紙にまつわるエピソードが寄せられています。
「息子から手紙をもらいました。『お母さん、いつも洗濯や料理をしてくれてありがとう。産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう。だから、これからも大切に育てて下さい』。感謝の手紙のようで、まさかのお願い(笑)。はい、大切に育てます」
「長女が『○○ちゃん(年少の次女)はまだ書けないから私が書いてあげる』と言って代わりに書いてあげていて微笑ましく思っていました。ところが、子どもが寝てから手紙を確認してみると、次女の手紙には次女が欲しいと言ったものではなく長女が欲しいものが書かれていました。『ママ、手紙見ないでね』って言ってた理由はこれか!」
なかなかの知能犯(笑)。
「年長の娘が最近、ほぼ毎日先生に『だいすき!』のお手紙を書いています。以前、その先生にお返事もらったのが嬉しかったらしく、お手紙渡すとギューとしてくれるからのようです。まるでストーカー!?」
初恋でしょうか? 実に情熱的なお嬢さん!
「駐車場に手紙が落ちていました。そこには、元カノと浮気している夫へお弁当と共に入れられた妻の悲痛な手紙。飯炊きババアと言われて殴られたことなど、辛い思いが綴られていました。この手紙は捨てられたのかな? 妻の叫びが全く届いていないのかなと、少し悲しくなりました」
その女性、今はどうしているのでしょう? 心配になります…。
「ポストに無記名の手紙が。『子どもを部屋で走らせないで! 朝、冷蔵庫の開け閉めに気をつけて! 共同生活の場なので他人に迷惑をかけないよう行動してください!』と。音を出す度、隣人が壁を叩くので、差出人は隣人かと。もう怖くて、家にいるのに安心できません」
ご近所との騒音トラブルはよくあることですが、直接言ってくれた方がまだいいかと。無記名なところが嫌ですよね。
「夫が転職することになり、個人的にお手紙つきのネクタイをくださった部下の女性がいました。夫はデリカシーがないので、その手紙を見せてくれたのですが『○○さんが辞めることになってショック』『本当に大切な存在です』とか。ネクタイの柄を選ぶ経緯まで書いてある結構長めのお手紙でした。尊敬の念は伝わりましたが、普通妻子ある上司にこんな内容のお手紙書きます?」
部下からのアプローチに心揺れていないご様子なので、スルーがベストですかね。
「クローゼットを整理していると隠す感じで大量の元カノの手紙がわんさかでてきました。私と付き合いはじめて一年くらいの時にその彼女と浮気をしていましたし、見つけた時はショックで…。浮気されてた分、その時の思いが復活して一人で泣きました。夫はなんでこんな手紙を保管しているのかな…?」
できれば捨てて欲しいですよね。というか、内緒で燃やしちゃう?
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
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