こんなときにイワシが…２０２４年大みそか 北海道 各地の年の瀬の風景 思わぬトラブルも
２０２４年１２月３１日、大みそかの北海道もいろんな出来事がありました。
大みそかといえば「年越しそば」。
札幌市東区のそば店も大忙しです。
１年で一番にぎわう大晦日の３１日は午前３時ごろから仕込みを始めました。
年越しそばは、そばのように「細く、長く」と長寿を願って食べるとされていて、訪れた家族連れらは
それぞれ１年を振り返りながらそばを味わっていました。
訪れた客は「家族みんな健康で楽しく生きたいと思います」「今年いろいろ公私ともに新しく始めたことが挑戦したことが多かったので来年は続けて結果が出るようにしたい」と話していました。
この店では用意したおよそ５００食すべてが午後２時すぎには売り切れ今年の営業を終えました。
思わぬ珍客 町の担当者も頭を抱える事態に…
大量のイワシが道南の海岸に漂着しているのが見つかりました。海岸線には奥の方まで途切れることなくイワシが打ち上げられています。
大量のイワシの死骸が見つかったのは松前町二越の海岸です。町によりますと今月２８日、町民から「イワシが漂着している」と町に連絡がありました。
イワシの死骸は海岸線およそ９００メートルにわたって打ち上げられているということです。
町はイワシの回収を検討しましたが、年末年始で業者の手配が付かなかったほか、職員が手作業で回収できる量ではないことから、現時点で回収のめどは
立っていません。
帰省するはずが…思わぬ大雪で足止めに
まとまった雪の影響で新千歳空港では３１日朝からあわせて４２便が欠航となったほか、遅れも出ました。
新千歳空港では雪の影響で３１日夕方までに羽田空港を結ぶ便を中心に４０便以上が欠航となっているほか遅れも出る事態に。
年末年始で利用者が増える時期とも重なり、出発ロビーでは欠航となった便を振り替えるため、乗客が長い列を作っていました。
利用客「仙台行きのフェリーが空きがあったので、１人なので、フェリーで帰ります」
「大雪見れたのはよかったんですけど、まさか帰れないと思わなかったので、どうしようかな。空港に泊まろうかな」
航空各社はホームページなどで最新情報を確認してほしいとしています。
年の瀬の風景 函館の市場は盛況
函館市内の市場は年末年始の食材を買い求める多くの人でにぎわっています。
鮮魚店などおよそ４０店舗が軒を連ねる「はこだて自由市場」。函館市民の台所として親しまれています。
大晦日の３１日は店員の威勢のいい掛け声が響くなか新鮮な魚介類など年末年始の食材を求めて多くの客が訪れていました。
■買い物客「みんな家族の健康が一番なのでそれができれば」
はこだて自由市場の３１日の営業は午後５時まで。年明けは６日から始まります。
