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【2025年】人気の400L冷蔵庫おすすめ21選!売れ筋を紹介

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【2025年】人気の400L冷蔵庫おすすめ21選!売れ筋を紹介

食材の保管になくてはならない冷蔵庫。小さすぎると不便だし、かといって大きければ良いわけでもない。世帯人数やライフスタイルに合わせて適した容量の冷蔵庫を選ぶ必要がある。

400L以上の冷蔵庫は食材をたっぷり入れられる点が最大のメリット。特にファミリー世帯におすすめだが、料理好きの一人暮らし、つくり置きをする二人暮らしなど、さまざまな家庭にとって使いやすい。メーカー独自の機能を持った万能アイテムが多い点にも注目だ。

400L冷蔵庫の選択肢は意外にも多く、冷凍庫の大きさやドアの開閉タイプ、プラスαの機能など、選ぶ際のチェックポイントが少なくない。そこで今回は、パナソニックや日立などの人気ブランドの売れ筋製品を21種類紹介。選び方も分かりやすく解説する。

400L冷蔵庫の人気メーカー

photo by Homa Appliances on Unsplash

まずは、400L冷蔵庫を販売しているメーカーごとの特徴を押さえよう。メーカー独自の発想や技術で、使いやすい仕掛けがプラスされている。以下では、冷蔵庫の人気メーカーである「パナソニック」「三菱電機」「シャープ」「東芝」「日立」のポイントをまとめた。

●パナソニック

日本が世界に誇る大手総合家電メーカー「パナソニック」。一人暮らしに最適なパーソナルタイプから600L超えの大容量タイプまで、冷蔵庫だけでも豊富なラインナップを展開している。

パナソニックの独自技術はさまざまあるが、なかでもトップユニット方式が画期的。一般的には下部に搭載されるコンプレッサー(冷却の要になる心臓部)を上部に持ってくることで、デッドスペースを減らし、収納力を上げている。

引き出しを100%全開できる「ワンダフルオープン」や、ドアポケットを低めに設置した「ローウエストライン」も特徴だ。食材の出し入れのしやすさがよく考えられている。

急速冷凍に対応した「はやうま冷凍」や解凍の手間が必要ない「微冷凍パーシャル」、野菜室の湿度を保つ「Wシャキシャキ野菜室」など、食材を美味しく保つ技術も特筆すべきポイント。庫内をキレイに保つ清潔イオン「ナノイー」にも注目だ。

●三菱電機

家庭向けはもちろん、産業用の電機機器にも強い「三菱電機」。日本の大手総合電機メーカーとして、冷蔵庫の製造にも力を入れている。

三菱の冷蔵庫は、冷凍機能が高い。「切れちゃう瞬冷凍」では、チルドやパーシャルより低い約−7℃で保存できる点がポイント。食材の細胞破壊を抑え、美味しい状態で長期間保存できる。小分け不要で、買ったまま入れられて解凍の手間も必要ない。生鮮食材の保管力を求める人におすすめだ。

AIを使った機能を搭載しているモデルも多い。部屋別に温度を管理し最適な運転をしてくれる「全室独立おまかせAI」や、スマホと連携した「つながるアプリ」が一例だ。

●シャープ

シャープといえば、独自の空気清浄技術「プラズマクラスター」が有名。多くの冷蔵庫にプラズマクラスターイオン発生ユニットを搭載し、清潔な空気を循環させている。冷蔵室内を浮遊する菌の働きを抑制するため、庫内を衛生的に保ちやすい。

また、ドアが右からでも左からでも開く「どっちもドア」(両開き)は、シャープの独自技術。キッチン側、ダイニングテーブル側など、近い方からさっと開けて必要なものを取り出せる。すべての冷蔵庫に搭載しているわけではないが、便利さが評価され、37年以上選ばれ続けている。

●東芝

1875年創業の歴史ある家電メーカー「東芝」。東芝の冷蔵庫は、野菜室が高く評価されている。「もっと潤う 摘み立て野菜室」には、特許技術のミストチャージユニットを搭載。湿度を約95%以上に保つことで、約10日間の鮮度維持力を実現している。ラップをせずに、そのまま野菜を入れておけるのもポイントだ。

一般的に、野菜室は最下部に配置されることが多いなか、東芝の冷蔵庫の野菜室は基本的に真ん中にある。また、野菜くずの掃除をしやすい「おそうじ口」や、菌の繁殖を抑制するUV-LEDなども特徴。野菜を頻繁に使う家庭におすすめだ。

●日立

日立の冷蔵庫は大容量のモノが多く、700L超えの大型タイプもラインナップ。本体の大きさをコンパクトに抑えたまま、容量を大幅に引き上げたモデルも販売されている。大容量でありながら、省エネ性能に優れているアイテムが豊富。「冷蔵室独立冷却システム」では、冷却器とファンを冷蔵室用と冷凍・野菜室用とで分けて2つ搭載している。効率良く冷却し、省エネを実現している。

冷蔵室を全段チルドとして活用できる「まるごとチルド」の機能は、庫内全体を一般的な冷蔵温度より低い約2℃に保つ。生鮮食品やつくり置きおかずをどこに入れてもOKだ。庫内の湿度を高く保つため、食材が乾燥しにくい点もポイント。

400L冷蔵庫のおすすめ21選

ここからは、400L冷蔵庫のおすすめ製品を21種類紹介。上で紹介した人気ブランドのモノを中心に、予算別にまとめている。ぜひ購入の際の参考にしてほしい。

【15万円前後】

【冷凍室が大容量】アイリスオーヤマ 冷凍冷蔵庫 401L IRSN-40A

参考価格:122,800円〜/photo by 楽天市場

アイリスオーヤマから販売されている401Lの冷蔵庫。「冷凍室が足りない」問題を解決すべく、冷凍室の容量を150Lとたっぷり確保したつくりになっている。引き出し部分は2段とも冷凍室であり、上段は冷凍食品やつくり置きのストックに便利。下段は生鮮食品の保管がしやすい形状だ。

フレンチドアタイプのスタイリッシュな佇まいも魅力。ブラックとシルバーの2種類がラインナップされている。大容量ながら、価格がリーズナブル。

【パーシャルで鮮度キープ】パナソニック パーシャル搭載冷蔵庫 406L NR-E419EX

参考価格:149,800円〜/photo by 楽天市場

パナソニックから販売されているスリムタイプの冷蔵庫。幅60cmで、すっきりとした佇まい。フラットなデザインは、どんなキッチンにもすんなり馴染むだろう。

「微凍結パーシャル」を搭載しており、生鮮食品やつくり置きおかずの鮮度をキープできる。解凍の必要がなく、食材をそのまま調理できるため、日々のちょっとした時短をかなえたい人にぴったりだ。

脱臭や除菌効果が期待できる「ナノイー」を搭載している点もポイント。冷蔵室のハンドル部分には抗菌素材が採用されており、衛生的に使いやすい。

【野菜を“眠らせるように”保存】日立 冷蔵庫 401L R-K40T

参考価格:161,100円〜/photo by 楽天市場

比較的手頃な価格でありながら、多機能な冷蔵庫。一番の特徴は、日立の鮮度技術を惜しみなく発揮した「新鮮スリープ野菜室」。プラチナ触媒が野菜から出るガスやニオイを分解し、炭酸ガス濃度を高める。野菜や果物を眠ったような状態で保管することで、ビタミンCが失われるのを防ぐ。みずみずしさを約7日間キープするのがポイントだ。

ほかにも、生鮮食品の風味や食感を守りながら保存する「氷温ルーム」や、細胞破壊を防ぎながら冷凍する「急冷凍」など、食材を美味しく保存するための機能が満載。ケースやポケットが充実しており、整理整頓がしやすい点も嬉しい。

【2段の冷凍室】三菱 冷蔵庫 Nシリーズ 403L MR-N40K

参考価格:141,564円/photo by 楽天市場

2つの冷凍室を備えた「ダブル冷凍室」設計の冷蔵庫。上段の約半分は製氷コーナーで、残りの半分はアイスや冷凍うどんなど、小さなものの保存にぴったり。下段には生鮮食品や冷凍食品をたっぷり入れられる。用途を分けられるのが便利。

「氷点下ストッカーA.I.」は、肉や魚を生で保存するのに適している。低温だが冷凍はしないため、面倒な解凍の手間を省ける点がポイントだ。美味しく時短できて、さまざまなシーンで助けられる機能だろう。

【野菜室が真ん中】東芝 冷蔵庫 465L GR-W470GZ

参考価格:169,800円/photo by 楽天市場

野菜室の性能に定評がある東芝の冷蔵庫。「もっと潤う 摘みたて野菜室」は、野菜の美味しさや鮮度をキープ。一般的な野菜室より長期間の約10日間、みずみずしい状態を保ってくれる。野菜室が真ん中にレイアウトされており、キャベツや白菜などの大物野菜の出し入れもスムーズだ。

「うるおい冷蔵室」も特徴。庫内の湿度を約85%の高い状態で保つため、食材の水分を奪うことなく、しっとりとした状態で保存できる。

スイッチ部に触れるだけでドアが開く「タッチオープン」は、手がふさがっている時に便利。自動製氷機能や、約1時間で氷をつくる「一気製氷」など、製氷室の機能も高い。

【木目調のデザイン】AQUA 冷蔵庫 Delie 430L AQR-V43P ダークウッドブラウン

参考価格:109,800円/photo by 楽天市場

2012年に誕生した日本の家電メーカー「AQUA」。生活者に寄り添いながら、アイデアと技術力を生かした冷蔵庫やランドリー製品を開発している。

冷蔵室から野菜室を確認できる「見える野菜室」や、鮮度を保つ「旬鮮チルド」などのさまざまな機能もさることながら、ダークウッドブラウンの木目調のデザインが特徴的。シックな雰囲気のキッチンによく合いそうだ。

430Lと大容量にも関わらず、10万円ちょっとで購入できる手頃さも魅力。

【冷凍庫が主役】ハイアール 470L 冷凍冷蔵庫 JR-GX47A

参考価格:145,257円/photo by 楽天市場

グローバルに展開する家電ブランド「ハイアール」の大型冷蔵庫。フルフレンチのスタイリッシュなデザインは、お洒落な空間をさらに格上げしてくれる。ガラス素材の高級感ある雰囲気も魅力だ。

「冷凍を主役にした冷蔵庫」と謳われており、さまざまな冷凍機能が充実している。ジャイアントフリーザーは、2列×3段で容量は166Lにも及ぶ引き出しやトレーごとに食材を分けて入れられて便利。500mLペットボトルを立てたまま入れられる収納力もポイントだ。下段右側部分は、−18℃の冷凍から5℃の冷蔵まで、1℃単位の温度を細かく調節できる。入れる食材に合わせて、パーシャルやチルドにも変えられる。

【ジャイアントフリーザー搭載】ハイアール 406L 冷凍冷蔵庫 406L JR-GX41A

参考価格:100,807円/photo by 楽天市場

上で紹介した冷蔵庫よりやや小ぶりの406Lの冷蔵庫。同じくジャイアントフリーザーを搭載しており、冷凍容量142Lと上の冷蔵庫よりややコンパクトであるものの、2列×3段に小分けできて使い勝手が良い。

ガラストップの左右対称のデザインで、すっきりとした印象。デザインで選ぶのもアリだろう。

【大容量でリーズナブル】マクスゼン 430L 2ドア冷凍冷蔵庫 ファン式 JR430ML01

参考価格:89,980円〜/photo by 楽天市場

さまざまな家電を手頃な価格で提供している「マクスゼン」の冷蔵庫。430Lと大容量でありながら、10万円以下と冷蔵庫にしては破格の値段設定。導入コストを下げられるため、急な買い替えの際の選択肢としてもおすすめだ。

フレンチドアの2ドアとシンプル、かつ斬新なデザイン。右半分は261Lの冷蔵室、左半分は169Lの冷凍室になっている。仕切りやポケットがたくさん備えられており、どこに何があるかをひと目で確認しやすい設計だ。

【触れると透ける】ツインバード 中身が見える冷蔵庫 354L HR-EI35B

参考価格:168,000円/photo by 楽天市場

ものづくりの街・燕三条に拠点を置く電機メーカー「ツインバード」。この「中身が見える冷蔵庫」の容量は、354L。400Lには満たないが、唯一無二の機能と高いデザイン性から検討する人が多いモデルである。

ドア下部のセンサーに触れると、冷蔵庫の右半分部分のミラーが透ける「タッチ&ビュー機能」を搭載。ドアを開けることなく中身を確認できる。便利なのはもちろん、省エネにも貢献するだろう。

また、全体的にコンパクトなサイズ感もポイントだ。高さは164.8cmと、小柄な女性にも使いやすい設計。背伸びせずとも上の棚までしっかり見通せるため、ストレスフリーだ。

【どっちもドア搭載】シャープ 冷蔵庫 408L SJP410M

参考価格:124,655円~/photo by 楽天市場

左右両方から開けられる「どっちもドア」を搭載したシャープの冷蔵庫。近いほうのドアをさっと開けられて便利。右利きの人も左利きの人も、家族みんなが使いやすい設計だ。

庫内にはプラズマクラスターイオン発生ユニットを搭載し、清潔な冷気をキープする点も魅力。ドアの開閉が多い場合は、集中シャワーモードで、多くのイオンを放出する仕組みが採用されている。

手に馴染みやすい凹凸感のあるフォルムで、触り心地にもこだわって設計されている。クリーンな印象のホワイトカラーで、どんな空間にも合いやすい。

【20万円前後】

【冷凍食品の需要に対応】アイリスオーヤマ 大型冷蔵庫 453L IRGN-C45A

参考価格:228,000円/photo by 楽天市場

冷凍食品の売上増に対応し、冷凍室を重視してつくられた冷蔵庫。全体の容量は453Lとそもそも大きいが、そのうち171Lを冷凍庫の容量が占めている。まとめ買いや冷食のストックに便利。忙しい共働き世帯の強い味方になりそうだ。

また、「ストックアイ」を搭載。3つのカメラによって、外からでも冷蔵庫の中身をチェックできる。買いすぎや買い忘れの防止になり、フードロスの削減にも貢献できる。ほかにも、急速製氷や製氷皿洗浄機能など、細かな機能も充実しているハイスペックな冷蔵庫だ。

高さは約170cmで、容量のわりに約10cm程度低い設計。最上部の奥にも手が届きやすい。

【バランス型】パナソニック 冷凍冷蔵庫 450L NR-E45PX1

参考価格:205,327円/photo by 楽天市場

機能やデザイン、ディティールなど、さまざまな点にこだわりが詰まったパナソニックの450L冷蔵庫。幅60cmのスリムさを維持したまま、容量アップを実現。省スペースで大容量をかなえた製品だ。

鮮度を保つ「微冷凍パーシャル」のほか、新鮮凍結に対応。熱々のご飯をアルミトレイ部分へ入れても、美味しさを保ったまま冷凍できる。「シャキシャキ野菜室」や「ナノイーX」も搭載した万能モデル。自動で節電してくれる点も嬉しい。

【独自のまるごとチルド搭載】日立 冷蔵庫 470L R-HS47VL

参考価格:211,006円/photo by 楽天市場

日立独自の冷蔵室独立冷却システムによって、冷却効率を高めた冷蔵庫。庫内をしっかり冷やしながらも、エネルギー消費を抑える設計だ。省エネ性能が高い冷蔵庫を探している人は、ぜひチェックしよう。

冷蔵室は、ドアポケット以外のすべての部分がチルドのような状態。「まるごとチルド」により、約2℃の温度をキープするため、食材の鮮度が長持ちしやすい。

冷凍室の容量が大きい点も特徴。3段になった「ひろin冷凍」が採用されており、生鮮食品や冷凍食品を分けてきれいに収納できる。

【食材管理ができる】日立 冷蔵庫 485L R-HWC49T

参考価格:199,800円〜/photo by 楽天市場

日立独自の「ひろin冷凍」「まるごとチルド」「新鮮スリープ野菜室」などを搭載した上位モデル。真空断熱材を工夫することで薄壁化を実現しており、スリムなまま容量のアップに成功している。485Lと大容量でありながら、本体幅は65cmとコンパクトだ。

「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」に対応しており、中身のチェックや食材管理をサポートする点も魅力。保管に適した場所を教えてくれるほか、期限が近い食材を通知してくれる機能も備わっている。無駄買いやフードロスを防げるため、家計の改善にもつながるだろう。

【AI機能が充実のスマート冷蔵庫】三菱 冷蔵庫 BDシリーズ 455L MR-BD46K

参考価格:182,091円/photo by 楽天市場

455Lの大容量とスマートさを両方かなえる冷蔵庫。すべての部屋を独立させ、それぞれで冷気が循環する設計を採用し、適切な温度をキープする。AIが生活パターンを学習するため、難しい設定をすることなく、どの家庭においても最適な運転をしてくれる。

さらに、スマホと連携することで、食生活がさらに豊かになる。冷蔵庫そのものの使い方をアドバイスしてくれるほか、食材を美味しく保存するコツの紹介も。「DELISH KITCHEN™」や「Nadia」監修のオリジナルレシピをチェックできる点も魅力だ。

【ロータイプ】三菱 冷蔵庫 WXDシリーズ 470L MR-WXD47LK

参考価格:205,800円/photo by 楽天市場

高さ170cm以下(1,696mm)のロータイプの冷蔵庫。容量470Lと大容量でありながら、高さを抑えた設計。上段まで手が届きやすく、整理整頓しやすい点がポイントだ。

上で紹介した三菱の冷蔵庫同様、こちらもスマートタイプでアプリに対応。AIを搭載しており、適切な運転をしてくれる。年間消費電力量は260kWh/年であり、省エネ基準達成率は2021年度目標で103%を実現している。省エネ性能に優れており、電気代を抑えたい人におすすめ。約15dBと、静音性も高い。

「氷点下ステッカー」や「切れちゃう瞬冷凍」など、食材を美味しく便利に保存する機能も満載だ。

【薄型モデル】東芝 冷蔵庫 452L GR-W450GTM

参考価格:197,770円/photo by 楽天市場

452Lの収納力がありながら、キッチンにすっきり収められる冷蔵庫。幅は60cmで、奥行65.1cmの薄型に設計されている。

東芝の冷蔵庫でお馴染みの「もっと潤う 摘みたて野菜室」や「うるおい冷蔵室」、「タッチオープン」などの機能が充実。「3段冷凍室」が採用されており、冷凍室にたっぷりストックしやすいのもポイントだ。野菜室や冷凍室にもこだわりたい人はぜひ。

【25万円前後】

【冷凍重視の人に】アイリスオーヤマ 冷凍冷蔵庫 418L IRGN-42A

参考価格:256,000円/photo by 楽天市場

前述したアイリスオーヤマの冷凍冷蔵庫より少し大きめの418Lモデル。冷凍室が150Lと大容量な点は同じだが、冷蔵室がさらに使いやすくなっている。

冷蔵室に2つのマルチケースを搭載している点がポイント。1つは野菜、もう1つは魚や肉など、生鮮食品を分けて保管するのに便利。冷凍室だけでなく、冷蔵室の使い勝手を重視する人におすすめだ。

また、タッチパネルが冷蔵庫に溶け込むデザイン。カラーはブラックとホワイトの2種類がラインナップ。

【充実機能の観音開きタイプ】パナソニック 冷蔵庫 475L NR-F48HX1

参考価格:259,761円/photo by 楽天市場

「ワンダフルオープン」や「微凍結パーシャル」など、パナソニックならではの機能をすべて備えたハイスペックモデル。運転を最適化する「AIクーリング」や、もしもの際に心強い「停電そなえモード」などのさらなる機能を搭載している。

シンプルながらも質感にこだわり、プレミアムな印象に仕上げられている。両サイドに開く観音開きタイプで、使い勝手も良い。

【奥行63cmの超薄型】シャープ 冷蔵庫 429L SJ-MF43M-H

参考価格:268,400円(送料別)/photo by 楽天市場

高さ175cm、奥行63cmのコンパクトさと429Lの大容量を両取りしているシャープの冷蔵庫。庫内を隅々まで把握しやすいサイズ感で、フードロスを未然に防ぐ。限られたスペースにすっきり収まりやすいため、キッチンの作業スペースをしっかり確保したい人におすすめだ。

基本の機能以外にもさまざまな工夫が施されたハイスペックモデルで、食生活を豊かにしてくれること間違いなし。25項目の省エネ技術により、節電に貢献する点もポイントが高い。ドアにはホタテ貝の凹凸形状を応用するなど、省エネのための工夫が随所に詰まっている。

冷蔵庫の選び方

photo by Ello on Unsplash

冷蔵庫の寿命は10年前後。一度購入すると長い付き合いになるからこそ、後悔しないアイテムを選びたい。ここでは、冷蔵庫を選ぶ際に押さえるべき7つのポイントを紹介する。

容量で選ぶ

最初に押さえたいポイントは容量だ。冒頭でもお伝えした通り、400Lタイプの冷蔵庫はさまざまな家族構成に対応しやすい。

日本電機工業会によると、冷蔵庫の大体の目安容量は以下の計算式で把握できる。

容量=(70L×使用人数)+(120〜170L)+100L(※)

一人当たりに必要な容量目安が約70L。そこに常備品を入れる容量(120〜170L)を足し、予備のスペース(100L)も確保する想定だ。

計算式にのっとると、二人暮らしまでの場合は360〜410L、3人家族の場合は430〜480L、4人家族では500〜550L程度が推奨されている。とはいっても、自炊の有無、外食の頻度など、ライフスタイルによっても必要な容量は変わる。目安の容量通りに購入すると持て余すケースがあれば、そもそも設置スペースの関係で選択肢が限られる場合も。

目安容量を参考にした上で、家族構成やライフスタイルなどを考慮して検討しよう。冷蔵庫は比較的長く使用する家電のため、さまざまな変化に備えてややゆとりをもった容量を選んでおくと安心だ。

※ 最新冷蔵庫の基礎知識|一般社団法人 日本電機工業会

設置場所に合わせてサイズで選ぶ

冷蔵庫は設置スペースを考慮して、収まりの良い寸法のアイテムを選ぶ必要がある。冷蔵庫のなかで400Lは比較的大容量だ。本体サイズが大きく、設置にはまとまったスペースが必要となる。

幅、奥行き、高さに加えて、背面や左右には放熱スペースも必須になる。必要な放熱スペースは製品によって異なるため、その分も含めて導入計画を立てることが重要だ。

また、搬入経路も必ず確認しておこう。場合によっては玄関や廊下を通らないケースも。集合住宅の場合は、階段やエレベーターなどの共用スペースの広さも事前に把握しておきたいところ。

ドアの開き方で選ぶ

冷蔵庫のドアの開き方は、大きく3パターン。設置場所に合わせて適したモノを選びたい。

●片開き
一般的な開き戸のように、片側が開くタイプ。片開きにも「右開き」と「左開き」がある。利き手や間取り、動線を考慮して検討しよう。

●両開き
左右どちらからも開くことができる、片開きのタイプ。シチュエーションに合わせて開けやすいほうを開けられて便利。引っ越しによって設置場所が変わっても、使い勝手に影響しにくい。

●観音開き(フレンチドア)
中央から両サイドに向かって開けられるタイプ。ドアが大きく開く片開きや両開きと違って、ドア操作時のスペースを圧迫しない。設置場所が限られている場合でも検討しやすい。また、最小限の開閉で済むため、庫内の温度が上がりにくく、電気代の節約にも◎。

収納力で選ぶ

同じ容量の冷蔵庫でも、製品によって収納力はさまざまだ。冷蔵室と冷凍室の収納率をしっかりチェックしよう。

また、メーカーによって、野菜室・チルド室・冷凍室の配置が異なる。どの部屋が真ん中にあるかによって、使い勝手が変わってくる。頻繁に使用する食材の取り出しやすさで選ぶのがおすすめだ。

機能で選ぶ

近年、冷蔵庫の機能がさらに充実してきている。最低限の機能だけあればOKという人もいれば、マルチな機能を求める人もいるだろう。メーカーによって異なるが、冷蔵庫に搭載されている主な機能は以下だ。

●脱臭/除菌
庫内の菌を抑制し、ニオイを防ぐ。ニオイ移りを気にする人は要チェック。シャープの「プラズマクラスター」や、パナソニックの「ナノイー」が有名だ。

●チルド/パーシャル
絶妙な温度管理により、食材の鮮度を長持ちさせられる。チルドは約0℃を保ち、食材を冷凍寸前で保管する。パーシャルは約−3℃をキープし、やや凍結させることにより、食材の鮮度を保つ。解凍の手間も省けるありがたい機能だ。そのほか、独自の温度を採用しているメーカーもある。

●自動製氷機能
水を入れておけば、氷を製造してくれる。氷切れを防ぎやすい。

●スマホ連携(スマート冷蔵庫/AI)
ハイスペックモデルには、スマホを連携し、さまざまな管理を実現しているモノも。カメラによる内部の食材把握や開閉状況による見守りサービス、使い方の改善提案から献立の提案まで、機能は実にさまざまだ。スマートさを重視する場合は、機能から機種を選ぶのが良いだろう。

省エネ性能で選ぶ

冷蔵庫の省エネ性能は製品によって異なる。省エネ性能が高いほど、電気代を節約できる。家計へのインパクトも考慮したいところだ。

冷蔵庫の省エネ性能は、日本工業規格(JIS)が導入している「省エネルギーラベル」や「統一省エネラベル」でチェックしよう。「省エネ基準達成率(○%)」「年間消費電力量(kWh/年)」が表示されている。

「統一省エネラベル」では、省エネ性能が星の数で表されており、目安の電気料金も把握できる。各メーカーやアイテムでの比較に便利だ。

デザインで選ぶ

サイズが大きい冷蔵庫は、部屋の雰囲気にも影響しがち。デザインで選ぶのもひとつの方法だ。近年冷蔵庫のデザインが多様化し、シンプル、スタイリッシュなどテイストもさまざま。ガラス、鉄鋼といった主流のタイプだけでなく、木目調やミラー加工など表面の素材にも選択肢が出てきている。

カラーもさまざまあり、インテリアに溶け込むような製品も登場している。キッチンの雰囲気に合わせることで、統一感のある空間がかなうだろう。

収納力も機能もデザインも。


400L冷蔵庫はバランスに優れた製品多数!

食材をたっぷり保管できる400L冷蔵庫。買い置きをしても十分なゆとりがあり、冷凍食品のストックにも向いている。買い物に行く頻度を減らしたい人の強い味方になってくれそうだ。

400L以上の大きい冷蔵庫には、メーカー独自の機能を搭載したタイプも多い。さらに、冷蔵庫のイメージを覆すようなお洒落な製品も出てきている。ぜひお気に入りの冷蔵庫を見つけて、毎日の食生活を豊かなものにしてほしい。

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