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冷え・寒さ対策にきのことストレッチ!なんと起床後すぐのスマホも!?

文化放送

野村邦丸がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・毎週月曜から木曜9時~13時)内で火曜日の11時半ごろから放送されている「ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」。きのこを食べて身体の内側から「健康」になる方法について、「日頃の生活の中で気になる健康」をテーマに、毎週、その道の専門家に話を聴く。

今週は、医療法人社団明寿会 雨晴クリニック院長の坪田聡先生に「冷え・寒さ対策」というテーマで話を伺った。

寒い時期に健康を保つポイントは睡眠と食事だという。睡眠面では、脳内の神経物質であるセロトニンという物質には目を覚ます働きがあり、この物質は日光を浴びることで作られるため、日照時間が短い冬はセロトニンの量が減り眠気が強くなりやすいという。また、セロトニンは“睡眠ホルモン”と呼ばれるメラトニンの元でもあり、メラトニンには催眠作用があるため、不足して寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなったりすると、日中に眠気を感じやすくなり、疲れやだるさが出たりすることもあるそうだ。

寒い日の起床時に試して欲しい簡単な方法としては、「血流を良くするために、起きる前に布団の中でストレッチをする」「両手を胸の前で同じ力で押し合ったまま維持するアイソメトリックス(等尺性筋収縮)」など、そういう動作で基礎代謝をアップするのが効果的なようだ。ただし、運動時に呼吸を止めると血圧が上がりやすいので、高血圧の人は注意が必要だという。また太陽光を浴びるのもおすすめで、部屋の照明をつけるだけでも良いという。LEDから発せられるブルーライトによって睡眠ホルモンが減りやすくなるので、就寝時と違って、起床時はすぐにスマートフォンを見るのも良いという逆転の発想も語られた。

では、食事面での対策に重要なこととは何なのか。

邦丸「2つ目の対策の食事面 これでおすすめしたいことはありますか?」

坪田「食事面ではビタミンB群や食物繊維が豊富な食材を摂ることがおすすめです。これらを豊富に含むのが「きのこ」です。「ビタミンB群」は、糖質・脂質・タンパク質などの三大栄養素を代謝するのに不可欠な栄養素で、代謝する時に熱を生み出すため、身体を温めることに繋がります。また食物繊維は栄養素の入り口である「腸」を整えてくれます。腸内環境を整えることで熱をつくりだすのに不可欠な栄養素をしっかり吸収できるようになり、食べたものをしっかり代謝できる。つまり、熱を生み出せる身体づくりに繋がります。また、冷えにくい体のためには食事から筋肉を維持することも大切です。筋肉維持には、筋肉の材料となるタンパク質と、タンパク質を代謝するビタミンB6が必要です。きのこにはビタミンB6が含まれていますし、きのこを1か月間毎日食べる臨床試験では、きのこを食べるだけで、体重や体脂肪は低下し、筋肉量は維持したという結果も出ているんです」

邦丸「ビタミンB群や食物繊維の豊富なきのこを食事に取り入れて、寒いこの時期でも筋肉の維持を含め、熱を満たしやすい体作りにつながるというわけですね」

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