「共感力」が高い人と低い人の“ストレス対処法”の違いとは?
心理カウンセラーのyoshikoです。「共感力が高い人と低い人、それぞれに合ったストレス対処法を知りたい」「家族や自分に合う方法が分からない」と感じていませんか? 共感力の違いでストレスの感じ方や対処法は変わります。今回は、タイプ別のストレス対策と実践ポイントを解説します。自分に合ったヒントを見つけましょう!
共感力が高い人の3つのストレス対処法
共感力が高いと周りの気持ちを強く感じてしまい、心が疲れやすくなります。そんなときは、自分の心を大切にすることがとても大事です。
1.自分の感情を受け止める
まずは、自分の気持ちに気づいてあげましょう。「つらい」「悲しい」と思ったときは、そのまま受け止めてみましょう。無理にがんばろうとせず、「今日は少し休もう」と思ってもいいのです。自分の心の声に耳をすませると、気持ちが軽くなっていきます。毎日、少しずつでも自分を認められるように意識してみましょう。
2.人との境界線を意識する
他の人の気持ちを全部背負い込まなくて大丈夫です。「これは自分の気持ち」「これは相手の気持ち」と、心の中で線を引いてみましょう。相手のことで悩みすぎたときは、少し距離を取るのもおすすめです。自分の心が苦しくなりそうなときは、「今は自分を大事にしよう」と思ってみてください。自分と他人を分けて考えると、自分の気持ちを優先できるため、心の負担は少なくなるでしょう。
3.自分を優しくケアする
毎日がんばっている自分に、やさしい言葉をかけてあげましょう。おいしいごはんを食べたり、好きな音楽を聞いたり、ゆっくりお風呂に入るのもおすすめです。眠る前に「今日もよくやったね」と自分をほめてあげてください。小さくてもいいので「できたこと」を見つけて、自分を認めてあげましょう。自分を大切にする時間が増えると、幸福感や自己肯定感を高めやすくなります。
共感力が低い人の3つのストレス対処法
共感力が低いと、周りの気持ちにあまり左右されずにすむ場合が多いのが特徴です。そんな自分の長所を活かして、毎日をもっと楽に過ごす工夫をしてみましょう。
1.自分のペースを守る
自分のリズムを大切にして過ごすのがポイントです。周りに合わせすぎず、やりたいことやできることを自分のペースで進めましょう。無理に急がず「今日はここまで」と決めると、落ち着いて作業に取り組めます。人と比べるよりも、自分のペースを守ることで安心できます。毎日少しずつでも、自分らしく過ごす意識を持ちましょう。
2.人との距離感を調整する
人と程よい距離感で接するのが大切です。気を使いすぎて疲れたときは、少し離れてみるのもおすすめです。相手の気持ちを考えすぎず、「今は自分の時間」と割り切ってみましょう。無理に話を合わせたり、がんばりすぎなくても大丈夫です。自分の心が落ち着く距離を見つけてみてください。
3.割り切って考え方を切り替える
「自分は自分、相手は相手」と考えるのが大切です。うまくいかないときや、気になることがあっても、必要以上に気にしすぎないようにしましょう。「今日はこれでいい」と思えると、気持ちが楽になります。できなかったことより、できたことに目を向けてみてください。前向きな言葉を使って、気持ちを切り替えながら自分のペースで過ごしましょう。
自分に合ったストレス対処法を毎日の生活に取り入れると、迷いが減り前向きな判断がしやすくなります。小さな工夫を続けながら、自分らしい明るい毎日を過ごしていきましょう!
yoshiko/メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー