新井中吹奏楽部 木管チームが西関東アンサンブルコンテストへ♪
響け 木管とマリンバの八重奏♪
25日(土)に山梨県で開かれる吹奏楽の西関東アンサンブルコンテストに、妙高市立新井中学校の木管チームが出場します。週末は部活動のあと学校に自主的に残って課題を探るなど、練習に熱が入っています。
西関東アンサンブルコンテストに出場するのは、新井中学校吹奏楽部の木管チーム2年生8人です。7人はクラリネットやサックスなどの木管楽器、残りの1人は打楽器のマリンバによる八重奏です。先月行われた県大会では、金賞を受賞した9つのチームが県代表に選ばれました。上越地域からは新井中学校だけです。
コンテストで演奏するのは、「パガニーニの主題による変奏曲」です。マリンバのソロから始まり、クライマックスにかけて木管楽器の演奏がたたみかけます。
練習時間は部活動の地域移行に伴い、平日は週に2日~3日、1時間程度と限られています。このため木管チームは先月はじめから土曜日、または日曜日の部活動のあと、学校に残って毎回2時間ほど自主練習を続けてきました。
その練習に欠かせないのがタブレット端末です。演奏を録音し、全員で聴き直して課題を共有します。
顧問の金子智子教諭は「楽器の音が複雑に絡む曲だが、それぞれの音がしっかり聞こえるには基礎が大事。基礎練習にきちんと取り組むメンバーだからこそ演奏できる曲」と話しています。
県大会には新井中学校から木管チームとは別に金管チームも出場しましたが、県代表を逃しました。木管チームは西関東大会で金管チームの分も頑張りたいと意気込んでいます。
新井中学校吹奏楽部 馬場さつき部長
「県大会はミスが多い演奏だった。西関東の出場が決まってうれしかった。チームの強みはメリハリがあるところ。一人ひとりのモチベーションが高く、目標のために全員で努力している。金管チームが西関東に行けなかった分その思いも背負って、先輩方に恥じないようなパフォーマンスをしたい」
第30回西関東アンサンブルコンテストは今週末の25日(土)山梨県で行われ、埼玉、群馬、山梨などから38チームが出場します。