Netflix歴代5位の大ヒット、タロン・エジャトン『セキュリティ・チェック』続編の予定ナシ ─ 「もしアイデアがあれば」と監督は前向き
『キングスマン』タロン・エジャトンが主演を務め、では2024年最大のヒットを記録した映画『セキュリティ・チェック』が評判だ。2024年12月13日に登場した作品だが、Netflixのグローバルランキングでは12月30日〜5日週も1位を独走中。視聴数は1億4,950万回を突破し、Netflix歴代5位まで上昇した。
『セキュリティ・チェック』は、ロサンゼルス国際空港保安検査場を舞台に、危険な荷物を通過させるよう謎の人物から脅迫を受ける若きTSA(アメリカ運輸保安局)職員のスリリングな奮闘を描く。
監督は、『フライト・ゲーム』(2014)で飛行機内、『ロスト・バケーション』(2016)ではビーチ、『トレイン・ミッション』(2018)では通勤電車と、日常のシチュエーションをスリラーの舞台に変貌させたジャウム・コレット=セラだ。
世界中で広く楽しまれている本作の続演の可能性について、セラは米にて「予定はありません」と否定。「でも、もしも観客や家族の皆さんが続編を望んでくれて、我々にもビビっとくるような、オリジナルに匹敵するようなアイデアがあれば、何かやるかもしれません」と可能性はゼロではないとしながらも、「現時点では予定していません」と繰り返した。
また、プロデューサーのディラン・クラークも「計画はありません」と重ねつつ、「そういう話を静かに話すのは楽しいですね」とコメント。「キャラクターたちも素晴らしかった。ダニエル・デッドワイラー(刑事エレーナ役)のキャラクターを見ても、彼女だけの映画もありそうですよね」と、新たなる道への思いもあるようだ。
空港利用者の誰もが通過する保安検査場。“もしもセキュリティ・チェックを行う職員が、危険な荷物を通過させるよう謎の犯罪者によって脅されていたら?”というワンアイデアから、息もつかせぬアクション・スリラーへと展開させた。『セキュリティ・チェック』はNetflixで配信中だ。
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