ドラマ「あらばしり」第2話の見どころは? 吟が店を継ぐ理由、そして日本酒たちとの関係が明らかに!?
藤原樹さんが主役を務める『あらばしり』(読売テレビ・ドラマDiVE、毎週木曜深夜0時59分放送)の第2話が、2025年1月16日(木)に放送されました。
『あらばしり』は、イケメン店主と人間の姿になった6人の日本酒が、店を訪れる客たちの心を癒やしていく、というユニークなストーリーです。
第1話で6人の日本酒たちが登場したものの、店主である吟の過去、そして日本酒たちとの関係などは、まだまだこれから明らかになっていく、といったところでした。第2話では、吟と日本酒たちの中から3人が登場しますが、SNSでは全員のイケメンぶりに「もうめちゃくちゃかわいい」、「横顔美しいし、飲む姿がめっちゃかっこよすぎる〜」といった声が上がっていました。
今回はそんな第2話を振り返ります。
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じいちゃんの遺言、そして現れた3人の男たち……第2話の日本酒講座:純米とか大吟醸って何が違うの?第3話の見どころは? 吟の不思議な力が覚醒! 新たに登場する3人の日本酒たち
じいちゃんの遺言、そして現れた3人の男たち……
必要とする人だけがたどり着ける不思議な酒屋の店主を務める吟。すべては1年前、この家を訪れ、じいちゃんからの遺言を受け取ったあの日から始まった……。
1年前、久しぶりに店を訪れた吟。母親の父、亡くなったじいちゃん=金蔵とは10数年会っておらず、思い出もぼんやりとしたものになっていた。そこに現れた弁護士・宝田(大山真絵子)が持っていたじいちゃんの遺言書には、吟に店を託すと記されている。それを聞き、とまどう吟。宝田は、金蔵は部屋のなかで亡くなっていて、1人だったはずなのになぜかきれいに布団がかかっていたと話し、帰っていく。
1人になった吟は、改めて店の中を見回して途方に暮れるが、幼い吟に「ただ酒を売るだけじゃなく、お客さんにぴったりの酒を売って笑顔になってもらうのが仕事」と話してくれた金蔵のことを思い出す。とはいえ「継げといわれても無理、売るしか無いか」とつぶやくが……。
その夜、店に泊まった吟が寝ていると3人の男が。取り乱す吟に「俺たちは金蔵さんが愛した日本酒だよ」と告げ、それぞれが「一歩己(西山潤)」、「赤武(市川知宏)」、「加茂錦(大倉空人)」と名乗る。
そして金蔵の力で人間の姿を与えられたことを明かすと、金蔵がこの店は孫が継ぐから安心してくれと言っていたことを吟に伝える。しかし、やはり信じられない吟は3人を部屋から追い出すものの、翌朝布団の周りには3人の姿が。
続いて店へ現れた宝田が連れてきたのは、個性的なファッションに身を包んだ姫野泰希(ゆうたろう)。宝田は、泰希が新潟から上京してくる父親といっしょに飲む酒を探してほしい、と吟に告げ、去っていく。泰希は、新潟を出てから父親と連絡を取り合っていないので、気が進まないと話すものの、宝田からここでお酒を選べば仲直りできると言われたと話す。
とまどう吟に「できるよ!」と声が。振り返ると一歩己、赤武、加茂錦が立っている。加茂錦は「君とお父さんが、いっしょに楽しんでもらえるお酒をあらばしってご紹介させていただきます!」と笑顔を見せる。
加茂錦は「新潟の新しいお酒だよ」と泰希に「加茂錦(通称 荷札酒)」を勧める。笑顔でグラスを口にする泰希。加茂錦が泰希の心を癒やしていくのを見た吟は……。
――その夜、子どものころの記憶がよみがえった吟は「じいちゃんとあんたたちは俺の憧れの存在だった」と3人に伝える。そこに宝田から新たな客の話が。それを聞き、やってみたいと答える吟。すると両方の手のひらが光り始め……。
第2話の日本酒講座:純米とか大吟醸って何が違うの?
日本酒は大きく分けると純米酒と本醸造酒の2種類。米と水、米麹だけで作られているのが純米酒で、ちなみに一歩己、赤武、加茂錦は純米酒になります。さらに使うお米を40%以上磨くと純米吟醸、50%以上なら純米大吟醸となり、磨くほど雑味が少なくなるとのこと。今回は一歩己、赤武、加茂錦が説明してくれました。
\from Writer/
第2話は、日本酒の知識がまったくない吟がお店を継ぐことになった理由が少しずつ明らかになる1年前のお話でした。吟の布団の周りで眠る3人の姿や、日本酒講座での赤武、さらに日本酒を紹介しているときの加茂錦など、イケメン好きにはたまらないシーンも続々。3話目以降もますます見逃せません!
写真/ⓒytv 文/國友 敬