『無自覚聖女』アース・スターノベル10周年夏祭りステージレポート|アニメ化、そして高橋李依さん、古川慎さん、白石晴香さんと豪華声優陣も発表に!
2025年7月19日(土)、ベルサール秋葉原にてアース・スターノベル10周年を記念した「アース・スターノベル10周年夏祭り」が開催されました。
イベントでは各種展示のほか、アース・スターノベル原作作品が多数メディアミックス化されるにあたり、豪華出演キャストが登壇するスペシャルステージを実施。アニメ化やキャストの発表も続々と行われました。
そんなステージイベントのうち、『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです』(以下、『無自覚聖女』)のステージをレポートしていきます。
【写真】『無自覚聖女』アニメ化、そして高橋李依・古川慎・白石晴香と豪華声優陣も発表【レポート】
開幕でいきなりのアニメ化、そしてキャストがサプライズ発表!
ステージが始まると、司会の大久保瑠美さんにより簡単な作品のおさらいが行われた後、いきなりですが、PVと共に重大発表が!
なんとアニメ化、そしてメインキャスト3名としてカロリーナ役を高橋李依さん、エドワード役を古川慎さん、フローラ役を白石晴香さんが担当することが発表されました。
原作小説4巻発売の際に公開されていたスペシャルPVで高橋さんと古川さんはそれぞれの役で声を当てていましたが、フローラに声がつくのも、声優が発表されるのも今回が初。
早速大久保さんの呼びかけで、高橋さん、古川さん、白石さんが登場。古川さんは登場時もそうですが、イベント中はずっと「◯◯ですわ」のような女性口調で話しており、喋るたびに登壇者を困惑させつつお客さんから笑いを誘っていました。
キャストが全員登壇した後は、アニメのティザービジュアルも公開。
ティザービジュアルを見た感想を聞かれると
「本当にアニメになるんだと実感しました」(高橋さん)
「二人の性格の違いがわかるビジュアル」(白石さん)
「ティザービジュアルにはエドワードさんが居ないので、早く出してほしい」(古川さん)
とそれぞれ回答していました。
さらに原作のあーもんど先生、原作ノベルの挿絵を担当しているイラストレーターのあんべよしろう先生、コミカライズの漫画家・えとうヨナさんの3名からお祝いコメントとイラストも公開されました。
ここからはゲストとのトークコーナーへ。まずは以前のスペシャルPVを収録した時の思い出話をしていきます。
PVを撮ったのは2年ぐらい前で、2人ともその時初めて作品に触れたそうです。その際古川さんは、エドワードが表向き”野蛮で冷酷な人”という触れ込みなので、本来の優しさをどう表現するかギャップを意識しながら演じたとのこと。また、カロリーナは環境も相まって、最初は後ろ向きな性格をしているけれど、エドワードにもそんな瞬間があり、2人は似たもの同士かもしれないと感じていたそうです。
白石さんはアニメからの参加ということで、オーディションに参加する際に作品に触れたと話します。オーディションではカロリーナに対して「ゴメン」と思いながら演じたそう。でもフローラも努力家で、確固たる自分を持っている強い女性なので、二人とはまた違う魅力的なキャラクターだと話します。
古川さんも最初は「何このキャラクター」って思うかもしれないけれど、フローラの視点が描かれるとすごく頑張っているのがわかると魅力についてアピールしていました。
続いてはアニメについて。ちょうどアフレコが始まったばかりだそうで、絶賛収録中の様子。まだ他のキャストについてなど話せることが少ないため、高橋さんより一言だけ、「全体を通してセリフが多いので、みんなと協力して頑張りたい」と感想が述べられました。
また、アニメ化が決まったことを知った時のことを尋ねられると高橋さん、古川さんのお2人はPVの時とキャストが変わるかどうかドキドキしたそう。結果、どちらも変わらず続投の返事を頂いて、嬉しかったと語ります。
他にも作品タイトルにちなんで普段”無自覚”にやっていることを大久保さんから質問されると、高橋さんは「ペットボトルの水をちょっとだけ残してしまう」というクセについて話します。会場のお客さんにも居るか尋ねると、ちらほら挙手が。高橋さん曰く、完全に無くなるのが怖いからちょっと残して、2本目を買ってもなんだか残したままにしてしまうそうです。
白石さんは大のグミ好きで、「気づくとカバンの中にグミが増えている」と回答。現場でよくグミを食べるけれど、カバンの中にまだ残っているとわかっていても新しく買ってしまうそう。グミが無くなるくらいならいっぱいあってほしいので、「水とグミ、似てるのかもしれない」との結論にたどり着いていました。
古川さんは焼肉に行くと、「毎回焼く側に回る」そうです。気を使ってやってくれようとする後輩たちと行ったとしても、気づいたらトングを持っているほど。大久保さんも同意を示し、「焼肉ではないけれど、鍋でやっちゃうかも」と焼肉奉行、鍋奉行な一面を覗かせていました。
イベントはここで終了のお時間に。最後はステージの感想と、アニメ化に向けてのコメントが一人一人から送られました。
「つい先程発表になったばかりで、もうみなさんと楽しいステージに立てると思っていなかったのですごく嬉しいです。自分に自信がもてないカロリーナですが、そんな彼女が前を向いていくところに勇気をもらえる作品だと思います。そしてフローラはフローラで自分の境遇に対して立ち向かっていきます。アニメをぜひ楽しみにしてください」(白石)
「政略結婚という単語が出てきますが、政略結婚ということは、たくさんのキャラクターが出てくるということ。そしてその全員が丁寧に掘り下げられていく作品になっていると感じています。このステージで初めて作品に触れた方でも、アニメを楽しんで、そして原作を買って楽しんでほしいです」(古川)
「只今アニメを頑張って作っている真っ最中なので、ぜひ楽しみに待っていてくださいね。今日ここで応援していただいた景色を胸に、アフレコも頑張って参ります!」(高橋)