嵯峨野観光鉄道、2027年春に「新たなトロッコ列車」デビュー!現在運行中の車両は2026年の営業運転をもって引退へ
京都府の嵯峨野観光鉄道が、2027年春に新たなトロッコ列車を導入すると発表しました。現行の車両は2026年の営業運転をもって引退する予定です。
嵯峨野観光線は山陰本線の旧線区間を引き継ぎ、日本初の観光専業路線として1991年に営業開始。以来30年以上にわたり、沿線や保津川渓谷の雄大な自然を楽しめる鉄道として、国内外問わず多くの利用者に親しまれてきました。
この度、さらなる安全性およびサービス向上を図るため、JR西日本テクノス(JR西日本グループ)の製作のもと、環境に配慮した牽引車および客車を導入します。
新しい車両では座席間隔や通路幅を拡大し、天井や側面をガラス張りとした開放感のある車内とします。団体利用でき、より一層自然を味わえる特別室も導入されるとのこと。
このほか、4か国語対応(日本語・英語・中国語(簡体・繁体)・韓国語)の車内表示器を設置し、海外の方にも分かりやすいような作りとします。
詳細仕様やデザインは検討中です。
【参考】京都・嵐山の風景を楽しめる「嵯峨野トロッコ列車」3月より運行を開始! 大好評の桜のライトアップは3/20から
https://tetsudo-ch.com/12997336.html
(画像 2027年春デビューのトロッコ列車(イメージ):嵯峨野観光鉄道)