【鎌倉 グルメレポ】+h café kamakura / アッシュカフェカマクラ-鳥のさえずりが聞こえる森の隠れ家オリエンタルカフェ
鎌倉駅から徒歩で15分ちょっと。鎌倉のにぎやかな場所から離れ、緑の多い閑静な住宅街の大町(おおまち)エリアに【+h café kamakura /アッシュカフェカマクラ】があります。
ハーブやスパイスを使った創作オリエンタルランチと自家製スイーツが楽しめるカフェです。東京都荒川区にある人気のパティスリーカフェ「+h café /アッシュカフェ」に続く2号店です。
画像出典:湘南人
鎌倉の喧騒から離れて森の中へ
鎌倉駅のにぎやかな通りから離れ、閑静な住宅街を歩いていくとカフェの看板が現れます。
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看板の先は木々に囲まれた小さな路地が続いています。秘密の小路のようで、心躍ります。
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路地の先、階段を上ると緑に包まれたカフェが現れます。うぐいすのさえずりが聞こえ、急に深い森の中にきたような感覚です。
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解放感あふれるオリエンタルなカフェ
建築家のご主人とフランスで料理を学ばれたというルーツを持つ奥さまが、築約40年の民家をリノベーションし、2024年6月、【+h café kamakura /アッシュカフェカマクラ】をオープン。
お店に入った途端目に入ってきたのは、光を浴びてきらきらと輝くシャンデリアと大きなモンステラ。シャンデリアはタイで買い付けたフランスのアンティークなんだそう。
もともと2階のバルコニーの床だった部分ををなくして吹き抜けにしたことで、大きな窓から光が差し込み解放感たっぷりです。
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店内はタイがお好きだというお2人の好きなものがぎゅっと詰め込まれた素敵な空間です。バンコクやチェンマイで買い付けたというタイやフランスのアートやアンティーク家具が並び、オリエンタルな雰囲気。鎌倉の自然あふれるこの場所に不思議とマッチしています。
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オリエンタルアートや、仏像がお好きだというオーナーご夫妻が今まで買いためていたというコレクションも並びます。
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大きく開かれた窓辺からはたっぷり光が差し込みます。天井からつるされたアンティークのランプは1つ1つ違うもの。この空間のアクセントになっています。
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店内から直接テラスが広がり、さらにその先の森に繋がっているかのよう。緑に囲まれ、リラックスできる空間です。
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フランスに住んでいたころから、鎌倉にお店を出すのが夢だったというお2人。縁あって出会ったこの場所は実は苔寺で知られる「妙法寺」の敷地内。
これから新緑の季節になると緑がうっそうとして、さらに緑に包まれるような空間になるんだとか。高台にあるので、暑い時期などはここへ上がってくると涼しく感じられるんだそう。
これからの季節は、鳥のさえずりや時折リスが走っていく姿が見られるテラスの席がおすすめです。
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優しい味のオリエンタルランチ
移民の文化が色濃く感じられるフランス・パリで食を学んだという奥さまが作るランチは、オリエンタルな創作料理。ランチは3種類から選べます。週替わりで内容が変わるんだそう。
タイライスプレートはシュリンプペーストで炒めたライスと鎌倉野菜の混ぜご飯「カオクルック カピ」 。夏にはバタフライピーで炊いたブルーのライスになるという人気メニュー。
また本日のプレートは、この日は「マレーシアチキンカレー」でした。スパイス料理が得意だという奥さまが、スパイスや唐辛子、レモングラスを混ぜ合わせた自家製ペーストから作ったカレーなんだそう。
画像出典:湘南人
筆者が選んだのは、1号店でも人気だというキッシュにオリエンタルなアレンジを加えたという「キッシュプレート(1,650円税込み)」。自家製のバゲットが添えられています。
この日のキッシュにはブロッコリー、小松菜、鶏ひき肉になんと明太子が入っていました。スパイスを加えてオリエンタルなアレンジになっているのですが、スパイスの癖が強かったりすることはなく、野菜の甘みが引き立つ、優しい味でした。野菜がゴロゴロ入っていてヘルシーで、食べ応えがありました。
副菜の野菜のグリルも練りごまと豆腐のソースが合わせてあり、ほんのり甘くて美味しい。この日のランチのスープは、ターメリックと手羽先、しょうがのスープ。こちらもスパイスがたくさん入った野菜の甘みを引き出していて、ほっこりする美味しさでした。
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ドリンクもオリエンタルなメニューが並んでいました。タイのオーガニックティーを使用したオリエンタルティーや、タイの少数民族のアカ族の有機栽培のコーヒ豆を使用したというハンドドリップコーヒーもいただけます。今は日本で購入することができないため、ロンドンで直接買い付けたハロッズの紅茶もありました。
この日はさわやかな陽気にぴったりの「ビーツとベリーのソーダ(716円税込み)」をいただくことにしました。鮮やかな赤いカラーが、緑の中でいただくととっても映えます。南三陸産のビーツをシロップにし、ベリーのシロップと合わせたオリジナルドリンクです。
健康志向の方の間でも人気のビーツ。筆者はドリンクで飲むのは初めてだったのですが、ベリーの食感と爽やかな甘さがマッチしていて、とっても飲みやすく、美味しかったです。
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奥さまが30年作り続けているという、1号店でも看板メニューの「タルトタタン」をはじめ、見た目にもかわいらしいスイーツが並びます。タルトタタンは甘すぎず、りんごの酸味と甘さが他にはないバランスで「アッシュカフェ」のスペシャリテとも言えるものなんだとか。
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タルトタタンもとっても魅力的でしたが、奥さまおすすめの「レモンメレンゲタルト(660円税込み)」をいただくことに。
とってもかわいい見た目に、ブルーのお皿が映えます。甘いメレンゲを崩しながら、レモンクリームをつけていただきます。タルト部分もサクサクでとっても美味しかったです。
スイーツだけでカフェとしても利用できるので、鎌倉散策の休憩にもおすすめです。
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鎌倉散策の新しいルートに
森の木々から光が差し込む素敵な空間。山の向こうから朝日が昇る時間はさらにきらきらとして綺麗なんだとか。お客さんにも味わってほしいと、2月からは毎週木曜日8時半から「朝カフェ」も始めたんだそう。自家製バゲットや自家製グラノーラを使ったメニューが楽しめます。
緑の森に包まれた空間でモーニングやランチをした後は、妙法寺を訪れてみるのもいいですね。ちょっと足を延ばせば材木座海岸まで歩くこともできます。鳥のさえずりやお日様の光を浴びながら季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。
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+h café kamakura /アッシュカフェカマクラ
営業時間
11:30〜18:00(ラストオーダー17:30)
定休日
火曜日
電話番号
0467-37-6736
支払い方法
現金、カード、電子マネー、QR決済(楽天Pay・PayPay)
禁煙・喫煙
禁煙
設備
テラス席、ソファー席
アクセス
JR鎌倉駅より徒歩17分
※グーグルマップだと途中までしか表示されないため、お店のInstagramでご確認ください。
住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町4丁目8−29
駐車場:なし
駐輪場:あり ※お店の階段下には停められません。場所はお店のInstagramでご確認ください。
基本情報
お店の種類
レストラン、カフェ・喫茶店
ジャンル
創作オリエンタル料理とスイーツ
利用シーン
ランチ、カフェタイム
こだわり条件
落ち着いた空間