湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン 愛称「ひらつかシーテラス」 オープンは10月31日予定
平塚市は4月23日、湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーンで整備を進める公園の愛称が、「ひらつかシーテラス」に決定したと発表した。庁内での選考会議や市民投票の結果を経て、3案の中から選ばれた。
市では昨年8月に名称を公募。66件の応募の中から「シーテラス」のほか「オーシャンダイラ」と「ビーチライフベース」の3案に候補が絞られていた。同11月から1カ月間、市民投票が行われ322件の投票のうち、「ひらつかシーテラス」が141票を獲得し、愛称に選ばれた。
愛称を提案したのは、平塚市龍城ケ丘在住の30代女性で、公園の豊かな海が、市民の暮らしを「照らす」場所になってほしい、という思いを込めたという。
ロゴは「S」モチーフ
今回、同公園を効果的にPRする有効なツールとして、愛称をモチーフにしたロゴも作成。ロゴは、静岡県島田市「島田市緑茶化計画」のロゴなどを手掛ける有限会社まゑむきのデザイナー・前川雄一さんが作成した。
ロゴは、海が持つポテンシャルを活かし、「公園から海のある暮らしの魅力を伝えていく」という事業コンセプトを形にしたという。「シーテラス」の頭文字「S」をモチーフに、海から昇る太陽がキラキラと水面を照らし、ゆらゆらと広がっていくイメージを表現している。
落合克宏市長は「これまで平塚海岸を活用できていなかった。市民誰もが海の魅力を共有できる公園になれば。ネーミングもロゴも良いものができた」と期待を寄せる。
市みどり公園・水辺課によると、同公園の工事は順調に進んでおり、現在は造成工事が完了し、建設が始まったところだという。
公園は10月31日(金)のオープンを予定している。