清水エスパルスからサガン鳥栖に移籍したMF西澤健太の一問一答。ジュビロ磐田サポのブーイングに「ありがたかった」
清水エスパルスからサガン鳥栖に移籍した西澤健太選手が2月22日、ヤマハスタジアムで行われたジュビロ磐田戦にキャプテンマークを着けて先発出場しました。
MF西澤健太「次はあのサポーターを黙らせるぐらいのプレーを」
－2連敗で課題もあると思いますが、内容からすれば手応えを感じているところもあるのでは。
うーん、何て言うんですかね、自分たちの努力と結果が見合わないっていうのは、これで最後にしたいなと思ってます。
本当に自分たちのゲームプラン通りというか、やりたいことをやっていたと思います。ただ、これもサッカーなので、この現実をしっかり受け止めて、本当に1個のチャンス、1個のシュートにもっとこだわっていきたい。それで今後変わってくるっていうところを全員が自覚しないといけないなと思っています。
－J2で優勝を狙う上で、ライバルとなるベガルタ仙台、ジュビロとやってみて、いかがでしたか。
小菊さん（監督）が目指そうとしているところに対して、本当にリスペクトを持ってますし、これをやっていれば間違いないっていう自信もあります。
ただ、これを早めに結果につなげていかないと、どこかで隙が生まれて、足が止まる選手が出てきたり、これで大丈夫かって思う選手が出てきたり。やっぱりまとまるものもまとまらなくなってしまう。
何としても本当に、次の今治戦で結果を出す。自分たちがやってることが間違っていないっていうところ、自分たちの自信につなげるしかないかなと思っているので、もう負けは本当に必要ないと思っています。
－小菊監督のサッカーとは。
狙いたいところだったり、相手のウイークポイントだったり、相手の嫌がるところを突くというのを目指しているサッカーで、選手もそれに対してアプローチしています。
そこを（ピッチの）中で変わった時に変えていくところがまだまだちょっと弱いというか、浸透していない部分かなと思っています。提示されたことから、もっと発展させていくところは、やっぱり積み上げが必要かなとは思っています。時間も必要だし。
ただ、今日みたいな試合をちゃんとみんなで振り返って、どこで変えなきゃいけなかったとか、どこでアクションしなきゃいけなかったとかっていうのを整理できれば、この積み上げっていうのはどんどん積み上がっていくと思う。その作業をずっとやっていくしかないかなと思います。
これをやっぱり勝ちながらやるっていうところ。これが優勝や昇格につながる。J2を優勝するのはあくまで通過点であって、J1で戦えるサッカーをつくっていくっていう意味では、本当に今からが大事だと思う。積み上げを大事にしたいなと思っています。
－メンバー発表で磐田のサポーターからブーイングされていました。
ありがたいですし、僕っていう選手を認識してくださっているっていうだけで、僕は幸せなので。ただ、その中で結果を残したかったですし、実際チャンスもあった中でそれを決めきれなかったっていうのは自分の実力不足だと思う。
次はあのサポーターを黙らせるぐらいのプレーをしなきゃいけないと思ってます。ここから自分に矢印を向けていけるかだと思ってます。
