東急電鉄が田奈駅フェス リニューアル向け機運醸成
現在、老朽化などの理由からリニューアル工事が進む田奈駅で9月28日、「TOKYULINETanaSTATIONFES‼」が開催された。主催は東急電鉄(株)で、ホーム屋根の改修などに伴い様々な影響が利用客にあることから、工事協力への感謝を伝えるとともに地域貢献の一環として行われた。
当日は竹灯籠作りのワークショップや駅係員の制服撮影会、東急ストアやセリーヌ洋菓子店など駅周辺の店舗による販売などが行われ、多くの人が来場。近隣の企業も協力し、ワークショップでは参加者が竹灯籠約100個を完成させた。竹灯籠はイベント終了後から翌29日まで田奈駅を照らしていた。
なお、今回使用された竹は近隣で伐採されたもので、リニューアル工事でも駅舎の建材として活用されるという。
東急電鉄の担当者は、「スタッフがひっきりなしに対応したりと、予想以上の盛況ぶりに驚いている。『楽しかった』などの感想も寄せられてよかった」と笑顔を見せた。次回の開催は未定だが、「イベントの結果を踏まえ、今後については検討していきたい」と話している。
同駅のリニューアル工事は2026年の春頃に終了する予定だ。