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横浜市内の緑区地域子育て支援拠点 いっぽ 区内2カ所目、長津田に 28日、サテライト開所

タウンニュース

いっぽサテライトの外観

緑区地域子育て支援拠点「いっぽ」(十日市場町817の8)のサテライト施設となる「いっぽサテライト」が6月28日(金)、長津田にオープンする。サテライト施設は市が「横浜市子ども・子育て支援事業計画」に基づいて設置しており、これが市内9番目となる。

「地域子育て支援拠点」は、妊娠期の人や未就学児がいる家庭のほか、子育て支援をする人などのために市が各区に設置している施設。区との協働事業としてNPO法人などが運営にあたっており、2007年に開所した「いっぽ」の運営は、特定非営利活動法人グリーンママ(松浦千惠理事長)が担っている。

地域での子育て支援の充実を目的にしたサテライトの設置は、同支援事業計画に基づき、0〜5歳の未就学児人口の多い区を中心に順次進められている。市地域子育て支援課によると、今年3月末時点で、緑区の未就学児人口は市内平均8326人を下回るものの、7880人に上っている。

「温かみ感じられる施設」

「いっぽサテライト」(長津田7の3の18)は、長津田駅南口徒歩5分の立地にある新築2階建て。1階には「親子のひろば」をはじめ、キッチン、授乳室、子育てに役立つ情報コーナーなど、2階には研修室と相談室などを備えている。いっぽサテライトの責任者となる太田さおりさんは「木の温かみが感じられる施設。子育て中の人がほっと一息ついたり、気軽に立ち寄ったりできる施設にしていきたい」と話す。

利用者から要望の声も

同法人によると、十日市場町のいっぽの利用者からこれまでに「青葉、都筑、港北にはすでにサテライトがある。緑区にもできればいいのに」との意見のほか、遠方からの利用者からは「歩いて行ける場所に『いっぽ』があると有難い」との声も届いていたという。

松浦理事長は「区内2カ所目ができることで、近隣の人の来場が多くなり、『いっぽ』はより地域に密着した施設になると思う。地域の人たちと一緒になって、新しい施設づくりをしていきたい」と意欲を示した。

いっぽサテライトの開館は火〜土曜の午前10時から午後4時まで。利用対象は未就学児とその保護者や、妊娠中の人とその家族など。利用には登録が必要だが、十日市場町のいっぽですでに登録済みなら再登録不要。6月28日(金)午後1時から3時まで、29日(土)、7月2日(火)、3日(水)の午前10時から正午までと、午後1時から3時まで見学・登録会が開かれる(詳細はいっぽのHPで)。

新施設の責任者・太田さん(左)と、常勤スタッフの荒川由香里さん

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