日本の酒造会社が宇宙空間で酒造り! 将来は月面で「地球見酒」!?
野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週金曜9時~13時)。12月12日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、邦丸アナとパートナーで俳優の内藤剛志が、山口県岩国市の酒造会社が宇宙空間で酒造りをするという話題について語り合った。
野村邦丸アナ「日本酒の『獺祭(だっさい)』」で知られる、山口県岩国市にある旭酒造が、宇宙空間で酒造りに挑戦すると発表しました。ISS・国際宇宙ステーションで酒造りに挑み、成功すれば限定1本を1億円で販売し、全額を国内の宇宙開発事業に寄付するということです。来年後半の打ち上げを目標にしていて、将来的には月面で『獺祭』を造りたいとしています」
内藤剛志「ほお~、どんな感じなんですかねえ~、宇宙でお酒を飲むと」
邦丸「どこの段階のところまで宇宙ステーションでやるかわかりませんよ。仕込みからやるのかなあ?」
内藤「だって重力は必要ですよね?」
邦丸「浮いちゃいますもんね!」
内藤「重力を作るためには変な話ですけど、米を回転させると、遠心力で人工的に重力が生まれるので……米を入れてそのまんま置いとくわけにはいかないですよね? 空気も必要だろうし」
邦丸「一体どういう酒が造られるのか……でも、獺祭を造っている旭酒造ですから、本格的に今準備をしているんでしょうな!」
内藤「それがいずれ違う事業にも役立つんじゃないですか? それをすることによって」
邦丸「薬関係はすでに宇宙で開発していますけど、酒とかって大事になってきますよ? 俺たちの代の後の後の後ぐらいに、月面で生活する時に、酒ですよ」
内藤「何でですかっ、お酒、宇宙で必要ですか?」
邦丸「アラ?(笑)内藤剛志とも思えない発言ですね!」
内藤「いやいや、酒のどういうところがいいんですか。大騒ぎする?(笑)」
邦丸「あのね、日本酒をどうしても月面で飲みたいな、と。『月見酒』ですよ」
内藤「だって月に居るじゃないですか(笑)。地面見て飲むようなもんですよ、月見酒って」
邦丸「そこで例えばですよ、一升瓶とかパックとか、月まで持っていくっていうのは大変だと思うんですよ、輸送コストが。だったら、月面で酒造りをした方がいいんじゃないかと。絶対飲みたくなると思いません? 南極観測隊の方々だってそうですよ? 酒は絶対欠かせないっていう」
内藤「やっぱりストレスがあったりするんでしょうね……しかし邦丸さん、何でそんなに笑顔で喋るんですか、酒の話」
邦丸「好きですから(笑)。月面で造る獺祭。それをまた地球上で販売すると」
内藤「月で地球を見ながら飲む酒は『地球見酒』ですかね、いいですねえ~」