市ろう者協会 宮前消防に筆談器 「聴覚障害に理解を」
NPO法人川崎市ろう者協会(大辻壮理事長)は3月26日、宮前消防署(飯田康行署長)を訪れ、聴覚障害者とのコミュニケーションを円滑にするための筆談器6台を寄贈した。筆談器は、電子メモパッドで、書いた文字をボタン一つで消去できるなど使いやすいもの。宮前消防署本署と区内5つの出張所に1台ずつ設置される予定だ。
同協会は、聴覚障害者が病気や事故、災害などの緊急時でも対応してもらえるよう、市内の消防署への筆談器の寄贈を進めてきた。今回の宮前消防署への寄贈により、市内全7区8つの消防署へ計36台の筆談器の寄贈が完了した。
大辻理事長は「耳の聞こえない私たちは、日頃から不便な生活を送っています。私たちだけでなく、高齢者や難聴の方々にも筆談器を活用してほしい」と手話で要望、飯田署長は「聴覚障害の方々や高齢者、子どもなど、誰にでも分かりやすい場所に設置し、有効に活用していきたい」と語った。