溝端淳平「嫌だな~って思ったら発散しちゃえ!」仕事への向き合い方
個性豊かな様々なゲストをお迎えして、幼少期のターニングポイントや、やる気スイッチの入った瞬間を深掘りしていきます。
メインパーソナリティの佐藤隆太さんと佐々木舞音アナウンサーの2人でお送りします。
2月10日(月)放送のゲストには、先週に引き続き俳優の溝端淳平さんが登場!今週は、最近ハマっていることや、やる気スイッチの入る瞬間など、ドラマや映画、舞台では見られない一面を聞いてみました!
佐藤:先週も楽しかったですね!ちょっと調子乗っていっぱい話しすぎちゃって。すいません。
溝端:すいませんこちらこそ。
佐藤:改めてお願いいたしますね!で、何の話します?
溝端:台本通りに進めますか。(笑)
佐藤:先週までは、全然(台本)見ずに話しちゃったから。いや、でも、何でも話しましょうよ!
ハマると一直線なタイプの溝端さんはお笑い好き!芸人のコントや漫才から、俳優として学ぶことはある?
佐藤:最近何かハマってることはございますか。
溝端:ハマってることですか。趣味は…ゴルフですね!正月も地元帰って地元の友達と回ったりしながら。いつから始めたんだろ。もう1年半ぐらいなんすかね。もうめっちゃハマっちゃって。今、役者でもやってる人多いんで。
佐藤:そうだよね!でもいいですよね、気持ちいいしね。
溝端:うん、やっぱ交流とか広がりますね。
佐々木:結構ハマると、一直線になるタイプですか?
溝端:そうですね。なりますね。
佐藤:何でも他には何かあります?自分のその、仕事以外での息抜きじゃないけど、ちょっとスイッチ切り替えるような。
溝端:漫才ですね。M-1グランプリもそうですけど。2回戦3回戦からYouTubeで見たりね。
佐々木:そういうの見るのって、ただ楽しく見るのか、ちょっとなんか漫才だとお芝居がかってるところもあるじゃないですか。
佐藤:俺、あれだな。勉強というか、そこの楽しみは本当に趣味として取っておきたいから、もうもうなるべくもう余計なこと考えないで。でも見てて、コントとか見てて、上手いなとか思うときはあるけど。
溝端:僕も全く同じで、コント見てて「上手いな」と思う事はあるけど、漫才は本当に自分の楽しみとして見てますね。でもやっぱすごいなって。僕ら俳優って歌手の人とかお笑いの方に憧れるのは、「何かマイク渡すのでやってください」って言われてもできないじゃないですか。漫才の方とかお笑いの方とか他の方ってそれだけで人を笑わせたり感動させたりできるから、そこへの何か無条件のリスペクトがあるっていうのはあるよね。
佐藤:かっこいい、勝てないなっていうふうに毎回思っちゃうというかね。プロだな!って思いますよね。
デビューから19年…これからやってみたいことは、キャスターとしてアスリートをガチンコ取材!?
佐々木:今年がデビュー19年だから、来年の2026年でデビュー20年になるんですか?
溝端:20年目ですね。ただ数字上だけ「すげえベテランになったな」って嫌な気持ちになりそうです。(笑)
佐藤:「あのドラマを観て~」とか言う人ともう共演するようになってきてるでしょ?
それを言われるたびに嬉しいんだけど、「やめて…」みたいなね。(笑)責任を負わなきゃいけないからちゃんとしなきゃいけない気持ちになっちゃうよね。何か興味があることはある?この先、もちろん芝居はそうですけど、例えば映画とか舞台もあるし。
溝端:生でアスリートたちのガチンコ勝負とかも見るのも好きなので、そういう現地の取材とかしてみたいですね。野球とかでも。
佐藤:言ったら多分すぐお願いされると思うよ!今まであんまりない?
溝端:ないですね~。
佐藤:やっぱりね、アスリートの方って向き合い方とかお話とか、何て言うんだろ。全然違う世界だけど、やっぱりなんか刺激的だし自分にも活かせるお話たくさんあるよね。でもやっぱり難しいなといつも思ったのは、もう尊敬がすごいから、もう緊張しちゃって!もう全然自分より年下なんだけど、やっぱりアスリートの方がね、俺一番緊張する!
溝端:人生にかけてた時間で言ったらやっぱりアスリートってそのスポーツが一番でしょうからね。あれ、今日はやる気スイッチの話しなくていいの?
佐藤:ちょっとお聞かせいただいてもいいですか。ありがとうございます!
溝端:持ってきた話で言うと…この世界ってモチベーション高い人しか仕事が来ないってのもあるかもしれないけど、でもなんか普通の職種と違ってちょっと「今日休みたいな~」とか「仕事やだな」とかっていうことをどっかで許されないみたいなところあるじゃないですか。そこで自分も、なるべく例えば最初に発散して出すってことですかね。例えば、スケジュールでめっちゃ朝早いとこがあると「めっちゃ嫌だな~最悪だ」っていうのをマネージャーさんがいる車の中で出すみたいな、もう最初に出し切って、それでもう終わり!いつもこういうふうに言うわけではないけど。
佐藤:それって最初に、「もう消化しちゃってる」って感覚になるのかな。
溝端:だと思います。そこでずっと溜めて、「このスケジュール、おかしいぞ」と思うことあったときに、「しょうがないよな。頑張ろう」って最初から思ってやっちゃうと多分1週間後に俺は爆発すると思って。
佐藤:なんか分かる気がする。そのちっちゃい何かっていうかね、いろんなことがずっと積もり積もってねバーンって大きく出ちゃうのもあるし。
溝端:だからそうやって言う場所を間違えちゃうとね、ちょっと気をつけなきゃいけないから、半分、冗談の部分で言ってるんですよね。だからちょっとなんだろうな。口うるさいキャラでいきたい今年は!「ずっとぼやいてるよ」みたいな。それをなんかみんなで笑ってくれたらいいな。それがやる気の保ち方というか。
(TBSラジオ『やる気スイッチラヂオ アストルム』より抜粋)