大相撲横浜アリーナ場所 迫力の取組に会場沸く 初切や相撲甚句に笑いも
横浜アリーナで4月26日、「令和7年春巡業大相撲横浜アリーナ場所」が開催された=写真。
横浜アリーナ場所は、伝統文化に触れ合い、楽しんでもらうことを目的としている。今年は9000人が来場し、迫力のある取組に熱中する様子が見られた。土俵の上にある大型ビジョンには力士の表情まで映し出され、くぎ付けになる人も。港北区出身の幕下・鳩岡らと、綱島少年相撲軍団や港南相撲クラブの子どもたちとの稽古には、温かな視線が送られたほか、巡業でしか行われない初切(しょっきり)や相撲甚句なども行われ、会場は笑いに包まれた。
2階には、日吉本町出身の第33代横綱・武蔵山の展示や地域の和菓子店による販売などのブースが設けられた。
北新横浜から見に来た夫婦は、「娘夫婦にチケットをプレゼントしてもらって来た。生で見るのは初めてで、迫力があり楽しい」と笑みを浮かべた。
祖母、母と来ていた2歳の女の子は、「楽しかった」と話した。