静岡県中学総体サッカー、常葉大橘が9年ぶりの東海大会へ!松下監督「個性を大胆に生かしたい」鈴木主将「責任持って戦う」
静岡県中学総体のサッカーは7月29日、藤枝総合運動公園サッカー場で決勝を行い、常葉大橘は決勝で静岡学園に敗れたものの、9年ぶりの東海大会出場を決めました。
同じブロックに入った昨年優勝の浜松開誠館(浜松1位)が敗れる波乱があり、準決勝では藤枝(志太榛原1位)と対戦。3−1で退け、東海切符を獲得しました。決勝までの4試合は14得点1失点と安定した戦いぶりでした。
決勝戦の直後、今春就任した松下義生監督と鈴木章太主将(静岡まちかどFC出身)に話を聞きました。
鈴木主将
ー決勝を振り返ってください。
市大会の決勝でも戦いましたが、その時よりも差はつまりましたが、勝つまでは全然遠いと感じました。
ー静学相手にどんなことを考えて戦いましたか?
失点をなるべくしないように、多少後ろ気味になるのは仕方がないので、一人でボールを奪いにいくのではなく、チャレンジとカバーでチームで取るように意識していました。
ー課題は見つかりましたか。
後半に失点が増えてしまったので体力の部分。あとは決めきる力だと思います。
ー今年のチームの特長は?
すごく切り替えが早く、他のチームのように高さはないけれど、その分運動量などで相手を上回るチームです。
ー久々の東海大会ですね。
責任を持って戦いたいです。まずしっかり2回勝って全国を決めてから、決勝で静岡学園にリベンジしたいです。
松下監督
ー試合を振り返ってください。
相手のほうがレベルが1つも2つも上なのは分かっていたので、試合には粘り強く入れたが、まだまだ技術的にも戦術的にも力不足だったと思う。東海大会でリベンジできるようにトレーニングしていくだけだと思います。
ー後半に4失点。スタミナ切れの面もありましたか?
いや、耐えきれませんでした。静岡学園がギアを上げてきた時に対応できませんでした。
ー今年のチームはどんなチームですか?
もともとは力がない子たちの集まりでしたが、努力でここまで上がってきました。個性のある選手が多いので、その個性を大胆に生かしていくことができればと思います。
ー9年ぶりの東海大会となります。
自分もこの7年は中学の監督は外れていて、この春に中学の監督を兼務することになりました。久々の東海大会なので、全国に出場できるように努力したいなと思います。