「釣れた翌日は釣れない?」サゴシ爆釣の知らせでショアジギ釣行するも本命1本【大阪】
低迷が続いていた南港魚つり園のサゴシ釣果が、ここにきて再び上向いてきた。はたして、この復調はいつまで続くのか。ホームエリアとする筆者は、連日にわたりサゴシ調査を実施した。
南港魚つり園でサワラ復調
南港魚つり園では、11月9日(日)にサワラ・サゴシが120本超と“爆釣”を記録したのをピークに、以降は下降傾向。13日(木)以降は10本台、日によっては1桁台と渋い状況が続いていた。
ところが11月20日(木)、突如サゴシが80本以上、さらにブリや複数本のサワラまで混じる再爆釣日が到来。北エリアでは鳥山が立ち、特に午後〜日暮れまで釣れ続いたという。筆者はこの好機を逃すまいと、翌21日(金)はいつもの南エリアではなく、久々に北エリアへ向かった。
まさかの沈黙数時間
北エリアに到着したのは11時9分。サゴシ・青物シーズン開幕直前、サバ狙いで足繁く通って以来の訪問だ。前日の好釣果を見てか、普段は人が少ないこのエリアが、まさかの高密度。なんとか釣り座を確保した。
先行者に話を聞くと、「昨日と違い、朝イチは鳥山なし」との残念な報告。それでも早朝は“ポロポロ”と釣れたものの、朝二番以降は完全沈黙。エリア全体が“竿振り練習場”と化していた。
開始2時間半アタリ無し
今季まだこのエリアで釣果を出せていない筆者としては、ぜひ1本獲りたいところ。しかし、釣りではよくある「釣れた翌日は釣れない」のパターンを地で行くように、開始から2時間半アタリすら得られない。
一瞬の時合いでサゴシ手中
転機は突然だった。13時42分、疲労で集中力が薄れつつある中、「Fサーディン-ブレードチューン カタクチグローUV 40g」を遠投。着底寸前からワンピッチジャークで誘い、速巻きへ移行。表層まで到達した2セット目、ワンピッチジャーク3回からの速巻き9回転目で、不意のヒット。
半分寝かけていたせいで合わせが遅れたが、フッキングは決まり、落ち着いて抜き上げ成功。午後の部、エリア初のサゴシをなんとかキャッチできた。直後に周囲でも数本上がったものの、時合いは一瞬で終了。結局このエリアの午後の釣果はサゴシわずか4本にとどまった。
別エリアが好調
一方で、この日の正解は南エリアだったようで、午後だけで50本以上のサゴシが上がったとのこと。日によって釣果もエリアも目まぐるしく変わる秋シーズン終盤。ここから再び釣果が浮上してくるのだろうか。
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<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>