市民委員募る 跡地活用デザイン会議 伊賀市の旧上野ふれあいプラザ
三重県伊賀市は12月3日、中心市街地にある旧上野ふれあいプラザ（同市上野中町）の跡地活用を検討するデザイン会議の事前準備として市民委員の公募を開始した。期間は22日まで。
設置する「旧上野ふれあいプラザ跡地活用デザイン会議」は学識者や専門家を中心に10人程度で構成。市民委員の募集は若干名で、提出された同施設の利活用に関するアイデア（800字以内の作文）で選考する。
応募資格は市内在住、在勤、在学の18歳以上で、平日の日中に開催する数回程度の会議に出席可能な人。市議や市職員、市が設置する審議会、市の付属機関の委員は応募できない。
同市は2日、公募型プロポーザルで売買契約を結んでいた市有財産の旧上野ふれあいプラザ跡地について、民間業者と解除合意書を1日付で締結したと発表。民間事業者側の負担で建物3階の天井に設けた開口部（縦約3・55メートル、横約26・4メートル）を市が承認した工法で封鎖することや、土砂や産業廃棄物の処分など8つの事項を来年1月30日までに完了させる内容で、市は確認後に売買代金721万円を返還するとしている。
市民委員の応募や問い合わせは中心市街地推進課（0595・22・9825）へ。
