【清水区・パンは化学だ!】24時間営業の無人ベーカリー 計算され尽くしたパンはまさに化学だった
ちょっと変わった名前の無人ベーカリーが静岡市清水区にありました。その名は「パンは化学だ!」。水分量と発酵のタイミングをパンごとに計算し化学するベーカリーでした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る表通りから1本裏に入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は静岡市を横断する主要道路「南幹線」周辺の裏スポットを探して、草薙駅から清水方面へお散歩します。
買うほどお得になるパンの無人販売システム
やってきたのは清水区大坪、南幹線から南へ「花みずき通り」に入ります。
そこで気になる看板を見つけました。
「パンは化学だ! 眠らない古着屋CAF」
なんとも不思議な名前で、気になります。しかも24時間営業なのです。
店内に入ってみると、店の人が見当たりません。というのもここは、無人販売のベーカリー。
ベーカリーの隣には、同じく24時間営業で無人の「眠らない古着屋」があります。子供服もいっぱいありましたよ!
パンを購入するときは、会計ボックスに現金を入れるか電子決済で支払うかを選べます。
パン1個の値段は種類に関わらず350円。3個セットなら1000円、5個セットなら1500円と、1個あたりの値段が下がりお得に買える仕組みです。
サクサクおすすめパン2種
人気ナンバーワンは、「駿河湾のあら塩使用 あん塩バターフランス(1個のみ購入の場合350円)」。
甘さ控えめの大人のあんこで、あら塩との甘じょっぱさの加減が抜群です。お手製のあんは、あずきの豆感が残っていて食べ応えがあります。
そして、おいしさの真髄はなんといってもこだわりのパン。
外はサクサク、中はしっとりに仕上がっています。
「チキンクリーム(1個のみ購入の場合350円)」も食べてみます。
外のカリカリ具合が あん塩バターフランスとはまた違っていました。
クリームシチューだけでもおいしいパンです。
おいしさの裏には緻密な計算が
店内に並ぶパンはお店近くの工房で焼き上げたもので、定期的に焼き立てが並ぶようになっています。
パンをおいしく焼き上げるために、適正な水分量と発酵のタイミングを緻密に計算。その過程はまさに化学そのもの。詳しくは店内の掲示物をチェックしてください。
感覚ではなく計算でパンを焼きあげるので、「パンは化学だ!」という店名になりました。
百聞は一見に如かず。24時間いつでもおいしいパンを食べられる「パンは化学だ!」で、計算され尽くしたパンを味わってみてはいかがでしょうか。
■店名 パンは化学だ! 眠らない古着屋CAF 大坪店
■住所 静岡市清水区大坪2丁目2-16
■営業時間 24時間
■定休 年中無休
■問合せ 054-340-2226