【横浜市都筑区】ヒップホップダンス世界大会初出場で入賞 北山田「Studio-D」 教室開設約半年で快挙
都筑区北山田のダンススクール「Studio─D」に通う小中学生が、アメリカで開催されたヒップホップダンスの世界大会で入賞を果たした。8月25日には佐々田賢一区長を表敬訪問し、受賞を報告した。
出場した大会は「2025ワールド・ヒップホップ・ダンス・チャンピオンシップ」。同スクールから2人がメンバーとして参加した「J.B.STARVARSITY」が、13歳から17歳が対象のバーシティー部門で2位。スクールの9人で結成した「D─UNITJr」が、7歳から12歳のジュニアの部で3位に入賞した。
大会は世界各国の国内予選を勝ち上がったジュニアの部35チーム、バーシティー部門60チームで争われ、各部門予選、準決勝を勝ち抜いた7チームが決勝戦で優勝を争った。
「D─UNITJr」のリーダーを務める岩瀬凛さん(中1)は「初めての世界大会は心配だったが、練習の成果が出せてよかった」と安堵の表情を浮かべた。また「決勝戦のステージは審査員が遠く、いつものパフォーマンスではパワーが届かないと感じたので、いつも以上のパワーで踊った」と勝因を分析した。
区内のスポーツセンターで10年以上指導していた同スクール代表のTAC(タク)さんは、コナミスポーツクラブの「ダンシングスターズ」のディレクターを務める傍ら、昨年12月に同スクールをオープンさせたばかり。今回の入賞について「基礎を見直し、メリハリの効いた動きで観客や審査員を飽きさせない工夫をした結果」と選手たちを労った。
表敬訪問を受けた佐々田区長は「世界大会に出場するだけでも大変なのに、入賞は本当に素晴らしい。大舞台で成をだしたことは貴重な経験になったと思う」と選手たちを称えた。
なお同スクールは9月13日(土)にすきっぷ広場で行われる「センター南秋まつり」にも出演する。