シニア×生きがいマッチング事業 知識や経験、地域で活かす 都筑区もモデル事業区に
「人生100年時代」といわれ、60歳以上の人生が長くなる中、シニア世代の経験や知識、技術を地域の活動に還元してもらおうと横浜市が推進するシニア×生きがいマッチング事業「よこはまポジティブエイジング」。昨年度はモデル事業として西区と金沢区で行われたが、今年度は新たに都筑区が加わった。
事業は、シニア世代と地域の企業・団体が行う地域貢献活動をマッチングさせ、技術や経験を生かし、社会参加や課題解決、産業振興につなげてもらおうというもの。
参加希望者はまず、基礎講座(全2回)で活動に関する基礎を学んだ後、受講者のニーズに寄り添った「スキルマッチング」や企業・団体のニーズに取り組む「チームチャレンジ」に進む。チームチャレンジは事前講座あり。活動期間は来年2月まで。
都筑区の基礎講座は10月3日(木)と18日(金)。両日午後6時30分から8時30分。会場は都筑区福祉保健活動拠点かけはし都筑多目的研修室=荏田東4の10の3=。定員は30人で抽選。9月26日(木)午後5時締切。申込みは下記2次元コードから。
事業開始に先立ち、9月4日(水)にはキックオフイベントが横浜市開港記念会館=中区=で開催される。午後6時30分から8時。参加無料。当日は法政大学大学院教授の石山恒貴さんが「アクティブシニアが活躍するこれからの社会」をテーマに講演する。現在受講者募集中。問合せは市健康福祉局【電話】045・671・3464。