久里浜に新商業施設 日本エスコンが開発
不動産開発大手の日本エスコンは8月8日、横須賀市神明町にあるJVCケンウッド久里浜事業所の一角(37237.41平方メートル)=写真=を新規事業用地として取得したことを発表した。地域密着型商業施設の開発を行う。
日本エスコンの関連会社のエスコンプロパティが「tonarie(トナリエ)」の名称で大型商業施設を全国各地で運営しているが、神明町の出店形態に関しては検討の段階。開業時期についても公表していない。
同社が取得した用地の周辺では、横須賀市立うわまち病院の移転建替えで2025年3月に横須賀市立総合医療センターが開設予定。新たなクリニックビルの建設や薬局の出店などが見込まれており、地域活性の機運が高まっている。
商業施設の開発を計画した理由として同社管理部では、「久里浜エリアには店舗単体での出店が多く、複合施設が少ないのが現状。地域活性化のための事業であり、マーケットとしての魅力もある」と回答している。