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4年目で初のリニューアル! 新旧『サムライマック』を食べ比べたら「え、これだけ?」ってなった

ロケットニュース24

2025年3月26日、全国のマクドナルドでひっそりと『サムライマック』がリニューアルした。ひっそりとと書いたのは、店舗では特にリニューアルを謳っていなかったから。言われなければ気付かない人の方が多いことだろう。

とはいえ、2021年のデビューから4年目にして初のリニューアルとなったサムライマックがどう変わったのかは気になるところ。というわけで、新旧『サムライマック』を食べ比べてみることにした。

・デビューから4年

肉厚ビーフパティを引っさげて、サムライマックがデビューして早くも4年が経過する。期間限定バーガーではなく、レギュラーメニューとして4年間戦い抜いたことは率直に立派だ。

個人的に特に美味しいと思うのが『炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ』で、ダブルパティのボリュームが最高! “肉食ってる感”を存分に堪能できるバーガーだ。

そのサムライマックが4年目にして初リニューアルを敢行するという。「別にそのままでもいいのに……」という気もしなくはないが、リニューアルするからには是が非でも美味しくなっていて欲しい。

・ラストサムライ

というわけで、まずはサムライマックがリニューアルする前日に『旧・サムライマック』を実食。この日が“ラスト・サムライ”かと思うと熱い涙を禁じ得なかったが、この日も旧サムライマックは安定のウマさであった。

ダブルパティの肉感、塩分と甘さのバランスが絶妙な炙り醤油風ソース、2枚のチーズに至るまで、そのどれもがサムライマック。大きめにカットされた玉ねぎも、野性味あふれるアクセントになっていた。

そして翌日。

・ニューサムライ

前日と同じくサムライマックをオーダー。冒頭でもお伝えした通り、店舗では特にリニューアルについて謳っていなかったが、もう少し華々しく『新生サムライマック』をアピールしてもいいのではないだろうか?

……なんて思っていたものの、新サムライマックを食べてみて「リニューアルを特にアピールしていない理由」がわかった気がする。というのも、明らかに変更があったのは「玉ねぎ」のみだったからだ。

具体的に言うと、旧型が大きめカットだった一方で、新型はみじん切りの玉ねぎが使用されていた。マックのチーズバーガーなどに使用されている、あの玉ねぎだと言えばわかりやすいだろうか?

・これだけ?

ただし、味わいは意外にも結構違う。旧型が玉ねぎをしっかりと感じられたのに対し、新型はほぼ無。なんなら新型は「玉ねぎが入っていないレベル」の存在感の薄さだ。

なので、良く言えば「玉ねぎが邪魔をせずダイレクトに肉を感じられるようになった」と言えるし、悪く言えば「アクセントが無く味がやや単調になった」とも言える。

どちらもサムライマックであることは変わりないが、玉ねぎの大きさだけで総合的な味の印象は結構違った。とはいえ、私も2日連続で食べなければ新旧の違いに気付かなったかもしれない。

・玉ねぎだけ

結果的に明らかに違いがあったのは玉ねぎだけだったので、マクドナルドがサムライマックのリニューアルを大々的にアピールしていないのもわかる気がする。些細と言えばこの上なく些細なリニューアルだ。

とにもかくにも、日本マクドナルドが誇るオリジナルバーガー『サムライマック』が初めてリニューアルしました! 明らかな違いは玉ねぎだけ!! 現場からは以上です!

参考リンク:マクドナルド
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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