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たちばなふれあいの森 「ホタル観賞会」きょうから 6月1日まで3日間 「公共機関等での来場を」

タウンニュース

幻想的なイベント(写真は主催者提供)

区民の憩いの場などとして広く親しまれている「高津区市民健康の森」(たちばなふれあいの森)で「ホタル観賞会」が行われる。初夏を彩る地元の風物詩として人気のイベントを前に関係者は「ぜひ多くの観賞を」と呼び掛けている。

区内屈指の風物詩

このイベントを主催するのは、区民有志などで構成される「高津区市民健康の森を育てる会」(宮寺貞文会長)。同会は、保全などを手掛けているこの森を「ホタルの里」とすべく19年前から活動。会員が中心となって源氏ホタルの卵の採取・孵化、育成などを手掛け、近隣にある橘小学校の児童たちと一緒に幼虫の放流イベントを行うなど、地域を代表する風物詩に成長させてきた。

マナー違反、見回りも

今年は既にホタルの飛翔が確認されていることから5月30日(金)から6月1日(日)までの3日間。午後7時半から9時ごろまで、幻想的な光の舞を楽しめる観賞会を行う。宮寺会長は「期間中は現地で会員が待機するので、初夏の風物詩を楽しんでもらえれば」と話している。

会場はJR南武線「武蔵新城駅」から徒歩約23分。また溝口駅南口バスターミナル5番乗り場から、東急バス溝22系統「蟹ヶ谷」行き「橘小学校」バス停下車、徒歩10分の所にある。宮寺会長は「会場は静かな住宅地に隣接しており、近隣に駐車場もない。迷惑になるので絶対に路上駐車はしないで」と話し、公共交通機関等の利用を呼び掛けている。

同会では期間中、こうしたマナー違反の見回りや自転車の整理に人員を割くほか、すでに最寄りのバス停からの案内表示を掲出するなど準備を整えている。

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