【小田原市など】交通安全の輪を広げて活動30年 女性のためのカーレッスン
小田原市を中心に県西地域で女性ドライバーの交通安全への理解を深める活動をしている会「女性のためのカーレッスン」(野村純子代表)が活動30周年を迎えた。306回目のレッスンとなった10月9日は、30周年記念大会として湘南鴨宮自動車学校で行った。
活動開始は1995年。当初は6人ほどだったが、口コミで輪が広がり、現在は毎回40人ほどが参加している。
主な活動は小田原警察署や交通関係の地元企業を講師に迎えた交通ルールの確認やタイヤチェーンの取り付け方など、車の運転に必要な内容を学ぶこと。さらにメンバーの特技や人脈を生かし手芸などを楽しむ時間もあり、交流の場にもなっている。コロナ以前は毎月開催していたが、現在は年3回実施している。
記念大会には来賓を含め約70人が参加。神奈川トヨタ自動車(株)や小田原署による講話、同学校の指導員による実車指導、お楽しみ会などが行われた。また同署より感謝状も贈られた。
野村代表は「30年続けてこられたのは、メンバーとの活動が楽しく、交通安全の役に立っているという思いがあったから。長く続けていきたい」と話している。