「ラップ」と「アルミホイル」で違いは出るの?食パンをおいしく冷凍保存する方法
食パンを賞味期限までに食べきれないときは、冷凍保存する方も多いのではないでしょうか? 食材の保存に使われることが多い「ラップ」と「アルミホイル」ですが、食パンを冷凍保存した場合、どのような違いが出るのかを検証してみました。
余った「食パン」を上手に冷凍保存するには?
朝食などで手軽に食べられる食パンは、常に買い置きしている方も多いのではないでしょうか。しかし、定期的に購入していると、賞味期限内に食べきれないこともありますよね。
そんなときは冷凍保存で長持ちさせることができますが、みなさんはどのような方法で冷凍していますか?
筆者は1枚ずつラップに包んで冷凍していますが、今回はSNSでアルミホイルで包んで冷凍する方法を見つけました。
そこで、ラップとアルミホイルで冷凍保存したものを食べた際に、どのような違いがあるのかを検証してみました。
「ラップ」と「アルミホイル」の違いは?
食パンを2枚用意して、それぞれを「ラップ」と「アルミホイル」でぴったりと包み、隙間ができないように端を閉じました。そのまま冷凍庫で約5時間冷やします。
食パンを冷凍庫から取り出しました。どちらもしっかり凍っています。
冷凍した食パンは解凍せずに、220度のトースターで焦げ目がつくまで焼きました。
焼けたらバターやジャムなどはつけず、パンそのものの食感などを確かめました。
ラップで冷凍保存した食パン
焼き色はふだん食べているものと変わらず、食感はザクザクとした印象。
中心部にはモチッとした食感もありますが、全体的にやや乾燥気味でした。
アルミホイルで冷凍保存した食パン
ラップで包んだものと同じように焼きましたが、焼き色にはムラが見られました。
食感は軽く、サクサクとした感じ。内部はモチッとしていて全体的にやわらかい印象。
まず、焼き上がりの見た目に違いが出たことに驚かされました。
味や食感の点では、アルミホイルで冷凍保存したほうが、冷凍前のいつも食べている食パンに近い印象です。
いつも通りの味や食感を求めるならアルミホイル、ザクザクとした歯ごたえを重視するならラップと、お好みに応じて使い分けてもよさそうですね!
なお、数日間の保存なら、ラップやアルミホイルで包んだあとにフリーザーバッグに入れるのがおすすめです。
※実験的に試した筆者の感想であり、すべての食パンや冷凍環境で同様の結果が出ると保証するものではありません。食品の安全とおいしさを守るためにも、冷凍後は早めに食べきるようにしましょう。
鈴木杏/腸活アドバイザー