【松戸市】古希の軟式野球チームが創立10年!古希松戸シニアスターズ
2015年に松戸市に誕生した、古希(70歳)以上のメンバーが集う軟式野球チームが、今年で創立10年。創立に奔走した代表の古島博さんは卒寿(90歳)を迎えました。
設立当初は大敗も、今や優勝候補に成長
千葉県還暦軟式野球連盟に所属する古希松戸シニアスターズは、当時80歳の古島さんが、キャッチャーとして10年間所属した古希市川ライオンズを退部して、松戸市にチームを作ろうとしたのが始まりでした。
当初、市の広報でメンバーを呼び掛けるも、応募はわずか6人。
粘り強く読売新聞松戸支社に働きかけ続けたところ、活動の記事が県全域に紹介され、47人の応募がありました。
チーム始動直後の練習試合では0対24の大差で敗北…「忘れられない思い出です」と語る古島さんは、今年90歳を迎えました。
4年ほど前に後進の齋藤良一さんに監督を譲りましたが、今でもグラウンドに出てノックをしたり大声でアドバイスをしたりと、チーム運営への情熱は変わりません。
初心者から野球部経験者まで活動中
入団条件は松戸市近郊に在住、健康で野球が好きな「69歳以上」としていますが、二塁を守る87歳の山村一夫さんを筆頭に、古希どころか喜寿(77歳)を超えるメンバーがぞろぞろ。
また、公式戦には古希を迎えるまで出られませんが、野球に興味を持ち希望する場合は69歳未満でも入団を認めています。
野球初心者から野球部経験者までレベルもさまざまですが、公式戦で優勝を狙うAグループと、野球を楽しむBグループに分けて運営しているので、自分のレベルで野球に取り組むことができます。
古希松戸シニアスターズのこれから
今ではチームの実力も上がり、連盟所属チームによるリーグ戦では毎年上位の成績を収めて優勝を狙えるようになりました。
「これからも野球好きな高齢者が集まって、明るく元気に健康に、野球に親しめるチームでありたい」と古島さん。
グラウンド利用の抽選結果次第ですが、原則火・水・木曜日に、金ケ作公園内の野球場(千葉県松戸市常盤平3の28の1)で練習しています。
見学も歓迎しています。
(取材・執筆/コラてつや)
※問い合わせ
電話番号/090-2248-2460
古希松戸シニアスターズ 広報担当・小林
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