要望を伝えて交渉するには敬意を持つこと?相手に与える印象がよくなるお願いの仕方とは【好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術】
要望を伝えて交渉したい
言いかえPOINT
自分の要望だけを押しつけるのは失礼! 敬意を欠いていると思われかねません。まずは「急な/勝手なお願いで申し訳ございませんが」とひと言添えることが大切。また、「お願いします」「~してください」と言い切らずに、「~ますか/いかがでしょうか?」とお伺いを立てる形で交渉すると、相手に与える印象がよくなります。
言いかえPOINT
交渉相手に検討をお願いする場合は、丁寧な言葉を使いましょう。相手に対して「申し訳ない」という気持ちを表す「恐れ入りますが」「大変お手数ですが」「申し訳ございませんが」などのクッション言葉を添えたうえで、「~いただけないでしょうか」と、やわらかい表現で交渉内容を伝えましょう。
言いかえPOINT
相手や状況にもよりますが、「なんとかお願いします」「なんとかならないですか?」といったラフで自分勝手な表現は、交渉には不向き。失礼な印象を与えかねません。金額交渉なら、「費用の件、ご相談に乗っていただけると助かります/ありがたいです」と言えば、丁寧で気持ちも伝わりやすくなるでしょう。
【出典】『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』著:山口拓朗