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満開の桜です【駅ぶら】06京王電鉄383 井の頭線14

鉄道チャンネル

※2008年4月撮影

トップ画像は「渋谷区立鍋島松濤公園」の湧水池。2008年(平成20年)4月、満開の桜を見に行った時の写真です。

こちらは2023年(令和5年)3月に、少し早かったのですが咲き始めた桜を見に行った写真。15年間で桜が極度に少なくなってしまったことに驚きました。(原因は後述します)

※2023年3月撮影

同じく2008年の写真。水車が綺麗です。背後の桜が見事。

※2008年4月撮影

その前年、2007年(平成19年)4月の写真もありました。この時は花見の人々がたくさん宴を楽しんでいました。水車が真新しい様に見えます。

※2007年4月撮影

2023年3月、桜はほとんど見当たりません。ソメイヨシノにはもちろん寿命がありますが、それにしても極端です。(原因は後述します)

※2023年3月撮影

2007年には水車小屋の東側に複数の桜が咲いていました。

※2007年4月撮影

角度を換えて満開の桜を愛しみます。当時、公衆トイレはごく普通の意匠でした。

※2007年4月撮影

2023年3月、湧水池の西側には少し桜が咲いていました。

※2023年3月撮影

そして2024年1月の湧水池。真冬なので桜は咲いていません。3月末に桜の開花が予想されています。今年も満開の桜を写して、追加でご報告したいと思います。

渋谷区公園課にお訊きしたところ「桜の木は昔から同じ本数です。時期を選べば満開をお楽しみいただけるはずです」とのことでした。安心しました。2023年3月はかなり「時期尚早」だった様です。

※2024年1月撮影

夏に来ると蝉時雨が五月蠅いくらいですが、冬の湧水池は森閑としています。この雰囲気も筆者は好きです。

※2024年1月撮影

残念ながら剪定作業で湧水池の北側は立入禁止。早咲きの寒梅でしょうか、綺麗な色が見えます。

※2024年1月撮影

散歩は続きます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)

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