【2024夏休み 富山おでかけ】動物園の飼育係が自由研究をお手伝い!! テーマは…うんこ!?【富山市ファミリーパーク】
もうすぐ夏休み!子供たちはウキウキ楽しみにしていることでしょう。
でも、気温30℃を超える日も多い夏の暑さとは打って変わって、昨今の物価高騰で財布の中はひんやり…なんて人は、子供と一緒におでかけできるスポットにも頭を悩ませてしまいますよね。
そこで今回は、中学生以下の子供は無料、大人も500円で入園できる富山市ファミリーパークの夏のイベント情報を詳しくまとめます。
動物とのふれあいを楽しむのはもちろん、さまざまな種や生態を学べば自由研究のネタにもなります。さらに2024年は、園の飼育係さんが自由研究を手伝ってくれるスペシャルな企画も!
7月20日スタート!
夏休み企画「里ノ助からのクイズに挑戦」
里ノ助からのクイズに挑戦
期 間:2024年7月20日(土)~9月1日(日)
参加用紙:ファミリーパーク東口、ヤマネコ口 で配布
缶バッジ:東口、ヤマネコ口でプレゼント
ファミリーパークの開園40周年を記念した夏休みの謎解き企画。
有料エリアへの入り口になる東口またはヤマネコ口で参加用紙がもらえます。用紙には地図とクイズが書かれているので、園内4か所を巡りながら暗号を解いてクイズの答えを探してください。
正解すると、缶バッジがもらえます。
呉羽丘陵にあるファミリーパークは木々が生い茂っていて緑が豊か。広い園内には木陰も多く、冷房が効いた自然体験センターや食堂もあるので、休憩をとりながら園内を散策してね。
7月27日(土)・28日(日)国際トラの日ガイド
国際トラの日ガイド
日 時:2024年7月27日(土)、28日(日)
時 間:14:00~14:15
場 所:トラ舎
絶滅危惧種であるトラについて関心を高めてもらおうと、7月29日に制定されている国際トラの日(World Tiger Day)にちなんでトラの生態や保全についてガイドを行います。
ファミリーパークに展示されているトラは、2頭のアムールトラ。
1頭は2004年生まれ、国内最年長となる「ミー(メス)」。そしてもう1頭は2024年に京都の動物園からやってきた「オク(オス)」です。
アムールトラは、シベリアのアムール川流域に生息するトラで、密漁や森林破壊によるエサ不足などで絶滅の危機に瀕しています。そんなアムールトラの現状や、世界最大のネコ科動物が普段食べているものや鳴き声を紹介します。
家で飼われているネコとの意外な共通点も!?
飼育係さんが何でも答えてくれるので、トラ好き・ネコ好きは必見です。
7月31日~ 自由研究企画「うんこから知る動物の体」
※要 事前申し込み
自由研究企画「うんこから知る動物の体」
実施日:2024年7月31日(水)、8月4日(日)、7日(水)、12日(月・祝)
時 間:10:00~11:30
集合場所:きりん食堂
定 員:各回8名(先着順・要事前申し込み)
申込み:076-434-1234(ファミリーパーク)
動物園の飼育係が小学生の自由研究のお手伝いしてくれるという、親にとっても子供にとってもうれしい企画。
テーマは、子供たちが大好きな「うんこ」。
大人にとっては汚いイメージがありますが、うんこは体調のバロメーターといわれ、体の状態を確認できる大切な情報源なのです。そんなわけで、動物園の飼育係は毎日、動物たちのうんこの色、大きさ、硬さなどの状態をしっかり読み取っているんだそう。
今回の企画では、飼育係が特別に「うんこ」に関するワークシートを作ってくれています。そのワークシートを記入していくと、今まで知らなかった動物たちの生態や消化の仕組みなどを学べるというわけ。さらに、夏休みの自由研究も完成しちゃうという一石二鳥なイベントです。
8月10日(土)・11日(日)夜間開園「ナイトズー」
夜間開園「ナイトズー」
日 程: 8月10日(土)、11日(日)、9月14日(土)、15日(日)
開園時間: 9:00~21:00
毎年恒例のファミリーパーク夏のイベントといえば、ナイトズー!
閉園時間が21:00まで延長され、日中とは違う夜の動物たちの様子を見ることができるとあって、子供たちに大人気です。
夜行性の動物が駆け回ったり、暑さに弱い動物が活発に動いたりと、貴重な観察の機会。ファミリーパーク広報web担当の高橋輝男さんにオススメポイントを教えてもらいました!
オススメ①
セミの幼虫が羽化して羽ばたいていく姿を生観察!
・セミの羽化かんさつ会(8月のみ)
時間: 8月10日(土)、11日(日)
19:00~20:30
場所:ムササビ村一丁目
定員:なし
セミの幼虫が羽化して羽ばたいていく様子を、すぐ目の前で観察できます。映像では見たことがあるという人も多いかもしれませんが、ゆっくり時間をかけて羽化していく様子を生で見るととっても神秘的で、心が動かされます。
気温や土のにおい、風や流れる空気など…五感を研ぎ澄ませてじっくり観察してください。
観察用のセミは、この日のために飼育員たちが夕方から園内を2~3時間かけて羽化しそうなものを見つけているんだそう。
観察場所はムササビ村一丁目。
野生のムササビのための巣箱とカメラを設置している場所です。
夜行性のムササビは夕方ごろに巣箱から飛び立っていくので、運がよければ、野生のムササビを見られるかもしれませんよ。
オススメ②
ナイトズーの醍醐味、動物たちの夜の動きを見よう
・動物スポットガイド
時間: 8月10日(土)、11日(日)、9月14日(土)、9月15日(日)
19:00~20:45
場所:各動物舎
ファミリーパークでは約100種、約750匹の動物たちを飼育しています。
たとえばアムールトラは夜行性。昼に訪れると、涼しい日陰や奥のほうで寝ていて全然動いている様子が見られない…なんてことはありませんか?夕方から夜にかけての時間帯のほうが、本来の猛々しい姿を見ることができそうです。
かわってキリンは人間と同じ昼行性ですが、夜はどんなふうに活動しているのでしょう? 立ったまま寝るって本当でしょうか。
そんなふうに昼と夜で動物たちの様子が変わるのか、または、変わらないのか。注目するとよさそうです。
なかでも、高橋さんのオススメはーー
「夜行性の動物たちの昼間の姿を見てみてください」
「ナイトズーなのに昼間の姿? どういうこと?」と思うでしょう。
実は、二ホンモモンガや、ムササビ、カメ、ネズミ、ハクビシンなど、夜行性の動物たちを展示している郷土博物館は、普段は動物たちのために館内の電気を消して暗くしています。
ですが、ナイトズーの時だけ、電気をつけて明るくするのです。
つまり、ふだんは暗くてよく見えない動物たちの表情や細かいしぐさ、動きなどをしっかりと観察するチャンス。
貴重な機会なので、お見逃しなく!
オススメ③
カピバラとかけっこで競争!どっちが早いかな?
・カピバラとかけっこ
日時: 9月14日(土)、15日(日)
18:30~20:30 ※雨天中止
場所:六せん広場
内容:本物のカピバラとかけっこするのはあぶないので、スクリーンに投影した時速40kmのカピバラと競争するよ。小さいお子さんも安心してかけっこしてください!
ネズミの仲間で一番大きいカピバラ。
ま~るいフォルムや愛らしいしぐさがとってもかわいく、子供からも人気です。
ファミリーパークではのんびり水浴びしている姿が印象的ですが、実はとっても足が速いんです。
時速40kmのカピバラとどっちが速いか、カピバラのシルエットとかけっこで競争してみませんか?
オススメ④
牛乳パックでランタンを作ってみよう!
・牛乳パックランタン
日時: 8月10日(土)、11日(日)、9月14日(土)、15日(日)
17:00~、18:00~、19:00~(各回40分)
※整理券が必要となります。整理券は16:50から配布します。
定員:各回16組(先着順)
場所:自然体験センター
料金:300円(材料費)
牛乳パックでランタンを作るワークショップです。
材料や道具はファミリーパークが準備してくれるので、手ぶらで行っても参加できますよ。牛乳パックに好きな絵を描いたり、切ったりして、世界にひとつだけのオリジナルランタンを作ってね。そのランタンを持って夜の動物園を散策すると、足元を明るくて照らしてくれ、夏休みの自由工作にもなりますよ。
8月17日(土)・18日(日)里山ガイド
「意外と知らないセミのくらし
・里山ガイド「意外と知らないセミのくらし」
開催: 8月17日(土)、18日(日)
時間:13:30~14:00
場所:ヤマネコ舎前に集合
季節ごとの草花や野鳥や昆虫など、自然散策路の旬な見どころをご案内する自然観察「里山ガイド」です。
「セミは、オスもメスも鳴くの?」
「セミはなんで鳴いてるの?」
「富山には何種類くらいのセミがいるの?」
などなど、ガイドさんがいろんな質問に答えてくれます。
身近な昆虫のセミは知らないこともいっぱい。こちらもノートに書きとって整理すれば、立派な自由研究になりそうですね。
8月25日(日)悠久の森2024 森であそうぼう
悠久の森2024 森であそぼう
日 時:8月25日(日)
時 間:9:30~16:00
会 場:自然体験センター・六せん広場
温室効果ガスの増加や森林環境の開発、林業の衰退や猟師の減少など、人間の活動や生活スタイルの変化によって荒廃が進みつつある里山。
富山市ファミリーパークがある呉羽丘陵も人間の生活圏と自然が交わる里山ですが、この里山を未来に残していこうという強い想いを持った人たちが集まって発足したのが「悠久の森実行委員会」です。この実行委員会では、今の時代に合った「新しい里山」を目指して様々な活動を行っています。
その活動のひとつ、「悠久の森2024 森であそぼう」では、メイン会場の富山市ファミリーパークと周辺のサテライト会場で、工作やクイズラリー、流しそうめんなどの体験型グルメなど、子供たちが里山の自然に親しむことができるイベントを開催します。
ファミリーパークで動物に親しむのとは違った角度から、自然や生態系について学ぶことができそうですね。
詳細はチラシをチェックしてください。
写真提供:富山市ファミリーパーク
記事編集:nan-nan編集部
【富山市ファミリーパーク】
住所 富山県富山市古沢254番地
営業時間 3月15日~11月30日 9:00~16:30(入園は16:00まで)
12月1日~2月末日 9:00~15:30(入園は15:00まで)
定休日 3月1日~3月14日
12月28日~1月4日