ANAPホールディングスの中間期決算は約14億円の債務免除益で最終黒字を確保
ヤング向け衣料・雑貨ブランド「アナップ(ANAP)」を展開するANAPホールディングス(以下、ANAP HD)は4月14日、2025年8月期の中間期決算を発表した。売上高は5億8200万円、営業利益は5億3400万円の赤字、親会社株主に帰属する中間純利益は8億2500万円だった。ANAP HDは債務免除益として13億9900万円を計上したことから、最終利益は黒字を確保した。 ANAP HDの店舗販売事業の売上高は4億3700万円、営業利益は2億4400万円の赤字だった。インターネット販売事業の売上高は1億1400万円、営業利益は4100万円の赤字、卸売販売事業の売上高は1000万円、営業利益は300万円の赤字だった。ライセンス事業は唯一黒字で、売上高は2000万円、営業利益は700万円だった。 ANAP HDは2月末時点で27店舗を展開しているが、不採算店舗や収益性を精査していく考えだ。なお、ANAP HDは2025年8月期の通期業績予想は未定としている。