日本はスコットランドに敗れてウルグアイと3位決定戦へ【ワールドラグビーU20トロフィー2024】
増山将と亀井秋穂がトライも及ばず
スコットランドで行われている「ワールドラグビーU20トロフィー2024」でU20日本代表が12日(日本時間13日)、U20スコットランド代表と対戦し、10-46で敗れた。
前半を0-12で折り返した日本は、後半に増山将(筑波大学)と亀井秋穂(明治大学)がトライを決めたものの及ばず。ホンコン・チャイナ代表、サモア代表に連勝したが、2勝1敗でプールAの2位となり、17日にプールBで2位のウルグアイ代表と3位決定戦を行うことになった。コメントは以下の通り。
■大久保直弥ヘッドコーチ
「まずはスコットランドにおめでとうと言いたいです。日本のファンにもたくさん会場に来ていただいて、アウェイですがこういうプレッシャーの中で日本代表がゲームができたことは、結果はともかく彼らにとっては今後に活かせる経験になったと思います。結果が全てではあると思いますが、2月からこのチームがスタートして選手のハードトレーニングは素晴らしかったと思いますし、誇りに思います。想像以上にスコットランドのプレッシャーがきつくて、19回ターンオーバーしても勝てないので、いかにプレッシャーの中で正確にプレーできるか、今後の日本の課題であると思います。今日はしっかり落ち込んで、ただそこから逃げず向き合ってウルグアイ戦をよい形で終えて日本に帰国したいと思います」
■太安善明キャプテン
「前半なかなかゴール前取り切れずに、相手のアタックに対して我慢強くディフェンスし、自分たちのラグビーをしようと後半挑みましたが、どうしても小さなミスからトライに繋げられ、後半もゴール前まで迫っても取りきることができませんでした。自分たちが前半もう少し得点を取ることができたらもっといい展開になっていたと思います。勝ちしか望んでいないので、最後の1戦に向けてチームを作り直して最後勝てるように頑張ります」
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記事:SPAIA編集部