【ウイスキー教養】熊本県初のモルトウイスキー蒸溜所、山鹿蒸溜所にインタビュー!
熊本県初のモルトウイスキー蒸溜所である山鹿蒸溜所へ独占インタビュー!今回は山鹿蒸溜所の副社長の藤本様と、広報の本坊様にお話を伺いました。本記事では、蒸溜所オープンの経緯や現在の原酒についてご紹介します。
【写真】山鹿蒸溜所(全2枚)
山鹿蒸溜所とは
熊本県北部の山鹿市に位置し、冬場は-5度、夏は40度という寒暖差の極めて大きい環境にある山鹿蒸溜所。郷土芸能、山鹿灯籠踊りなど独自の伝統文化が根付く山鹿の地で、今新たにウイスキー事業に挑戦する蒸溜所です。
オープンから現在まで
1.ウイスキーづくりを始めたきっかけ
山鹿蒸溜所が建つ山鹿の地は、古くから前身の関連会社が日本酒や焼酎などを製造してきました。そして山鹿蒸溜所が属しているMCAホールディングスグループは、現在も焼酎やワインを製造する事業会社があり、蒸留や樽熟成に関する知見をもっています。
また、世界的に評価されている本坊酒造マルスウイスキーが関係会社であり、その知見やノウハウをアドバイスいただくことができたため、自らも世界に認められるような高品質のウイスキーをつくりたいという想いから、2021年から事業に参入したそうです。
2.現在の原酒について
本坊さんのお話によると、灯籠踊りを踊っている女性をイメージし、優しく綺麗な中に力強さを感じられるようなウイスキーの味を理想として目指しているそう。
また、2022年に完成したニューボーンは、山鹿蒸溜所の蒸留器の特徴が良く表れているのかスムーズで優しい甘味を感じられるとのことです。
そんな山鹿蒸溜所初のシングルモルトウイスキーは、2025年末から2026年にかけてリリース予定だそうです!完成が待ち遠しいですね。