【中央区】元診療所の建物の中で薬草蒸留酒に浸る。「LiviBossa」で日曜日の昼飲み。
中央区南坪井の上乃裏通りにある一際おしゃれな建物のカフェ&バー「LiviBossa」(リビボッサ)をご存じでしょうか?「知ってるけれどおしゃれすぎて、何となくお値段が高そうで入る勇気がなかった」という方も多いのでは?(記者も実際そうでした) 今回お昼の12時にオープンする「LiviBossa」にて昼飲み、そして夜のお酒の後のスイーツを頂いてきましたので、その様子をお伝えします。
場所は南坪井町 上之裏通り
レトロさもあるこのどっしりとした外観。「炭火焼肉 にくたらし 熊本上乃裏店」のお向かいになります。
白とブルーがまるでフランス映画に出てくるようで、素敵です。私はてっきりブティックなのかなと思っておりましたが、気軽に入る事の出来るカフェ&バーとなっております。 この日は日曜日のお昼14時頃。
食事が終わった後に寄ってみる事にしました。お昼の12時~深夜12時までオープンしており、お昼にアルコールメニューもあります。
こんにちは~。 外に負けないお洒落な店内。
可愛い小瓶が並んだカウンターに座ります。こちらのおしゃれな瓶は「MITOSAYA」という蒸留酒だそうです。外からもちらっと見えておりましたが、とてもかわいい!
カウンター向って左側には珈琲があります。 すっきりとしていて、それでいてカラフル、それでいて重厚感もある不思議な店内。昔は診療所だったそうで、それをリノベーションされた店内となっております。 歴史を感じさせるインテリアと、カラフルさをミックスさせた店内に惚れ惚れ。まるで自分もおしゃれな人間になったようで、背筋が伸びます。
メニュー一覧
あらかじめ何があるのか知りたいな、という方の為にメニューをどどっと載せてゆきます。
こちらは珈琲。こだわりのスペシャリティコーヒーで、どんな味が好みかをお伝えするとスタッフの方が丁寧に選んでくださいます。+100円でカフェオレに出来、+150円でオーツミルクか豆乳にも変更できます。
こちらは紅茶とチョコレートドリンク。
こちらは果物などのジュース類。
こちらはフードメニュー。ケーキ類、おつまみ、カレーがあります。
そしてお昼のアルコール類。ビール、ワイン、ミトサヤ、ウィスキー、ジン、ウォッカ、テキーラ、ラム、リキュール。 ソーダ(+100円)、トニック(+300円)、ジンジャー(+200円)、ミルク(+100円)お好みで割ってくださいね。
気分を変えたくて、ちょこっと昼飲み
何をオーダーしようかと迷いましたが、ずっと気になっていたこちらの蒸留酒をオーダーすることにしました。 こちらは千葉県の薬草園蒸留所で作られている、蒸留酒「MITOSAYA」というもの。気に入ったボトルの香りを少し嗅がせていただき、
ハーブの香りがすがすがしいこちらにしました。お酒というよりも、アロマエッセンスのような香りがふんわり。
雨が降ったりやんだりの、どよんとした日曜日の心をさっぱりとさせてくれる爽快感のあるお味。ソーダ割にしていただきました。薬草の香りが、昼からお酒という罪悪感を0にしてくれます。
「とても素敵な場所でこだわって作られている「MITOSAYA」事が書いてありますよ」とスタッフの方に本を見せて頂きました。センスのかたまりのような場所で丁寧に作られている蒸留酒の誕生に、私はすっかり魅了されてしまいました。
こんなお酒があるなんて知らなかった…痺れたようにこのお酒に惚れ込んでしまいました。 (薬草蒸留酒のMITOSAYAについての詳しくはこちら。→mitosaya botanical distillery)
まだ帰宅してからも一仕事あり、べろんべろんになるわけにはいきませんので、お願いして薄めに作ってもらいました。色も良き。憂鬱だった雨の日の湿り気さえアートに思えてきます。
アルコール度数は40度。 少しの量をストレートでちびちびと飲むのもお薦めだそうです。
その他養命酒製造のお酒や
こちらはモンキー47というボタニカルを手摘みして蒸留されたもの。ハーブが好きな方にはたまらないでしょう。
クラフトビールもあります。
伺った日のラインナップはこちら。選ぶのに忙しくて、一人で来ても寂しくありませんよ。
元診療所という古さを生かしたレトロでシックな個室
カウンターの他に、こんなに素敵な一階の個室。
二階にもお部屋があります。
古い建物の近未来感がたまらない。まるで宇宙船にいるようです。 診療所だったからか、バーンと開いた窓はなく、少し薄暗い店内がとても心を落ち着かせます。
木の階段を上がり
こちらが個室となっております。
お客さんが多くてもここは完全に遮断された空間になります。スタッフの方を呼ぶときは銀色のベルにて。
りーん!と鳴らしたベルの音が思いのほか部屋に響いて、
過去診療所であった風景にまで、その音が届きそうなタイムスリップ感を味わいました。
夜のLiviBossa
こちらは夜のLiviBossa。
昼間とはまた違う佇まいで、目立っておりました。
夜を切り取って張ったような窓になっています。
珈琲のflavorはメニューを見ただけでは分からない程豊富なので、どんな味が好きなのかを伝えるとスタッフの方が丁寧に選んでくださいました。
ずっしりとしたキャロットケーキ。甘さは控えめ。
キャロットチーズケーキは、ちょこっとの塩と共に食べるカッコよさ。 「大人っていいな」とまるで子供のように思いながら、夜は過ぎてゆきます。 このお店の「LiviBossa」リビボッサというのは、おうちのリビングでぼっさーとしているようにくつろいでほしいという意味で付けられた造語です。 会話が尽きない仲間と共に、または一人でゆっくりBossaとしてみてはいがかでしょうか。