人権擁護委員が市長表敬 新任・再任者に委嘱状
人権擁護委員の改選に伴い2月10日、再任委員と新任委員、退任者が萩原鉄也伊勢原市長を表敬訪問した。訪問した委員は、法務大臣から委嘱状を受け取り、退任者は6期18年の活躍に対し感謝状を持参した。
再任委員は内海正志さん、畠中智恵子さん、新任委員は伊藤都子さんが務める。伊藤さんは「右も左も分からなく、先輩たちに教えてもらいながら頑張っていきたい」と意気込みを語った。また今回退任する杉山保代さんは「相談事業だけでなく、作文の審査などさまざまな体験ができ、世間を知ることができた。相談に来た方がいい方向に向かうことができていれば」とこれまでを振り返った。委員たちを前に萩原市長は「長きに渡る活動に感謝しています。引き続きよろしくお願いします」と話していた。
人権擁護委員は、国民の基本的人権が侵犯されないよう監視し、侵犯された場合は救済措置を講じ、自由人権思想の普及高揚に努めることを使命としている。具体的な活動内容には、人権相談対応、人権啓発講演会の実施などがある。