やまか新店 米国スーパーから仕入れ 人気のワケは小分け販売
湘南エリアを中心に店舗展開する「スーパーマーケットやまか」が先月、米国発の会員制大型スーパーの商品を中心に扱う新店「やまコス獺郷店」(獺郷1234の1)をオープンした。米国スーパーから商品を仕入れ、家庭で使いやすい小分けで販売する形態が人気を集めている。
やまかでは以前から、米国スーパーの商品を販売するフェアを期間限定で開催。反響が大きく、既存店での試験販売を経て、今回の新規開店に至った。
過去に実施した来店者への聞き取りでは、近隣に住む高齢者から「商品は好きだけれど量が多いので、食べきれるようなサイズにしてもらえるとうれしい」という声が上がった。そこで仕入先オリジナルブランドのスナック菓子や飲料のほか、パックいっぱいに入った味付き肉やパンを店内で小分けにして販売。店長の坂口洋一さんによると、1日に2度訪れる常連客もおり、特に小分けのパンが売れ筋という。また今月からは日替わりでパンやマフィンのバラ売りも始め、こちらも好評を博している。
市外から友人と訪れた女性は「前から評判は聞いていた。便利なので、また来たい」と話した。