一匹だけ欠けてもいいと妥協できない飼い主の愛【猫エッセイ】交通事故にあった猫を拾いました
こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
いきなり家族紹介始めちゃいます
このお話のメインになっているたまちゃんの他に、我が家には家族として迎えている猫様が3匹暮らしています。
たまちゃん含め、毛色(毛柄)が異なる4匹は性格も様々。
まさに十人十色ならぬ、十匹十色です。
自慢の大切な家族達、常に一緒に居たいのですが、外出時となるとそうもいきませんよね。
いつでもどこでも近くにいる気分でいたい…。
もちろんスマートフォンには猫様たちの写真でいっぱいですが、そんなときに見かけたのがこちら。
雑貨屋さんで見つけた猫のストラップコーナー
ある日、買い物ついでに近くの雑貨屋さんに立ち寄ると、期間限定で何やら猫のグッズコーナーが!!!
そして、その一角にあるのは猫のストラップ。
それも何だかたくさんの柄が用意されているではないですか!!
これを持ち歩けば、外出時も一緒に居れるような気がしてしまうのです。
ルンルンでストラップを手に取るおかーさん。
サバトラ、サバ白に、茶白っと…。
あれ?1匹足りない…
買う気満々でカゴに入れてたおかーさん。
しかし、探せど探せど1匹分の柄が足りない…!!!!
うーん、3匹分だけでも買おうか……いや、4匹の柄がすべて揃わないと我がコたちは完全体にならない!
ふと手元を見たときに1匹だけ居ないなんて、やっぱり寂しいじゃないですか。
可愛くてめちゃくちゃ欲しかったのですが、盛り上がっていた買い物欲が一気に冷めてしまい、結局1匹たりともお迎えせずに帰宅しました。(言い方よ)
たまちゃん本日の一言
帰ってから後悔したのか『やっぱり買っときゃ良かったー!』って騒いでたんは内緒にしといたげるわ。
tamtam プロフィール
動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111