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金沢区 地元への愛着育むまちに 24年度の運営方針を公表

タウンニュース

地元への愛着育むまちに

金沢区はこのほど、2024年度の区政運営に向けた目標や施策などを定める「運営方針」を公表した。基本目標は「地域の皆様と共に考える、挑戦する、つくる!〜訪れたい、住みたい、住み続けたいまち金沢を目指して」。目標達成に向けた施策には「子ども・子育て」「まちの魅力づくり」「暮らしの安全・安心」「福祉保健の推進」の4つを掲げた。

「子ども・子育て」では、子育てサポーターに対し、スキルアップの機会を提供するために講座を開催。これまで子育て支援者を対象にしてきた怒鳴らない子育て方法「ちはっさく」の金沢区版「金沢八っさく(子育て練習室)」を保護者も対象に実施し、子育て世代の支援につなげる。

区の魅力発信に注力

「まちの魅力づくり」では、課題となっている人口減少に対し、居住促進プロモーション事業を実施。金沢区魅力発信ポータルサイト「カナスタ」を軸に、鉄道事業者などと連携し「住みやすさ」をイメージしてもらえるような魅力発信プロモーションに取り組む。

「暮らしの安全・安心」では、地域防災拠点の開設キットを使った初動体制の強化や実践的訓練、ペット同行避難の取り組みを拡大する。また、民間企業と連携し、小学生向けの防災教育にも力を入れていく。

「福祉保健の推進」では、「第4期金沢ささえあいプラン」を推進するとともに、26年度から始まる第5期計画の策定に向け、計画の骨子案や素案を作成する。

同区区政推進課の木村厚朗課長は「地域、産業団地の事業者、大学などと協働でまちづくりを進め、誰もが住みたい、住み続けたいまちを目指したい」と話した。

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