市内RC ワンチームとなるには ラグビー元日本代表講演
藤沢市内を拠点に活動する奉仕団体の国際ロータリー第2780地区第3グループが15日、藤沢商工会館ミナパークでインターシティミーティングを開催した。基調講演では、元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏が登壇し、強い組織づくりについて語った。
この日は、同グループの10クラブから会員が参加した。講演のテーマは「ワンチームで強い組織づくり」。廣瀬氏は日本代表のキャプテンを務めた時に「各自のチームの事を優先する選手も多いなか、バラバラな気持ちをいかにまとめていくか」を考え、ニックネームで呼び合う雰囲気作りや、2人1組となることで自由な意見を言いやすいバディ制度、試合に出場できない選手にも居場所や役割を持たせることの重要性を説いた。
また、「目的と目標の違い」をあげ、「日本代表の目的は、皆に憧れられる存在になること、勝利や優勝はそのための目標」とし、目標よりも目的を重視することがチームの士気を高め、気持ちを一つにする大切な要素であると訴え、ワンチームとなるために「何のためにがんばっているのかを意識して」と語った。